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13歳差夫婦のジェネレーションギャップ 湾岸戦争の話をすると「社会で習った」と言う妻

2022年12月02日 06:20  キャリコネニュース

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ときおり芸能人の結婚などで話題になる「年の差婚」。キャリコネニュースには、年の差婚夫婦が感じた「ジェネレーションギャップ」のエピソードがたくさん寄せられている。(文:草茅葉菜)

キャリコネニュースでは「年の差婚の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/JW69EQFF

「オリンピックの時期になると、生まれる前の大会の話をしだす」

40代男性(会社役員・経営者)は、13歳年下の女性と結婚した。「今の妻は新卒で入社してきた子だった」と綴る。入社当時は同じ部の違う課だったが、コロナ前の忘年会で意気投合して付き合うことになり、そのまま結婚したという。

年の差が13歳あると「学生時代の話や流行りなども全く噛み合わない」と男性は語る。なかでも印象的なエピソードとして

「ガソリンが高騰した時に湾岸戦争の話を知たら普通に『社会で習った』と言われて、『ああ、もうそんな時代か……』と年の差を感じた」

と感慨深げに綴った。自分が目の当たりにしたニュースの出来事が教科書に載るなんて……と時代の流れを実感したのだろう。

また「大学時代のバイト先の上司。私が21歳で彼が35歳で結婚しました」と14歳の年の差婚を綴るのは、現在60代の女性だ。

「オリンピックの時期になると、生まれる前の大会の話をし出して、キョトンとなるし、ズバコンとか知らない単語が後を絶たない」

ズバコンとは「ズバリ・コントロール」の略で、今から51年ほど前の1971年に三洋電機が発売した世界初のリモコン式カラーテレビのことらしい。これはなかなかにジェネレーションギャップを感じる単語である。