Text by CINRA編集部
椎名林檎のオフィシャルリミックスアルバム『百薬の長』が明日11月30日に先行配信。特設サイトでライナーノーツが公開された。
椎名林檎にとって初のリミックスアルバムとなる同作は、「音楽=心にとっての良薬」という椎名が制作するうえで前提としている部分をタイトルに掲げた作品。Telefon Tel Aviv、砂原良徳、Gilles Peterson、object blue、岡村靖幸、Ovall、STUTS、Miso、石野卓球、大沢伸一、KID FRESINO、鯵野滑郎が参加している。CDの発売日は2023年1月11日。
公開されたライナーノーツは宇野維正が執筆。「これまでもコラボレーション作品やセルフカバー作品をリリースしてきた椎名林檎のディスコグラフィーにおいて、ここに収められたいくつかのトラックはその延長上で楽しむことができる『良薬』でもあるだろう。あるいは、いくつかのトラックはこれまでの椎名林檎の作品の流儀からは絶対に出てこないであろうという意味において『劇薬』でもあるだろう」と同作を評している。全文は『百薬の長』特設サイトで確認しよう。
また2023年2月24日の川口総合文化センター リリア公演を皮切りにツアー『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』が開催される。