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熊本パルコ跡地に新たな商業施設「HAB@」が開業、内装の一部に被災した熊本城の瓦を使用

2022年11月29日 11:32  Fashionsnap.com

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HAB@の外装

Image by: パルコ
 パルコが、新たな編集型商業施設「HAB@」をオープンする。建物の老朽化や周辺の商業環境の変化などにより2020年2月末に営業を終了した熊本パルコ跡地に建設。開業時期は2023年春を予定している。

 HAB@は地上2階、地下1階の3フロアで構成。内装材の一部には、2016年の熊本地震で被災した熊本城の瓦や、阿蘇郡小国町の杉材を採用する。
 敷地面積約3424平方メートル、延床面積約9992平方メートルを有し、地元企業の新業態やエリア初出店の飲食店、ライフスタイル雑貨の専門店など約20店舗を集積。地上2階には、九州エリアの食材を活かしたベーカリーや、熊本初出店の人気店などが出店するほか、福岡市を拠点に地域ブランディングの提供などを手がける「ローカルデベロップメントラボ」と協業した地域共生型店舗もオープンする。
 開業に合わせてパルコは、街の新たな価値や魅力を作るプロジェクト「p-peace」をスタート。第1弾として、熊本地域活性化クラウドファンディングをCAMPFIREが共同運営する購入型クラウドファンディングサービス「ブースター(BOOSTER)」で展開。熊本県小国町の木糸を用いたプロダクトの普及を目指し、森林保全に貢献する為のクラウドファンディングを開始する。募集期間は12月1日から2023年1月13日までで、目標金額は30万円。

■HAB@所在地:熊本県熊本市中央区手取本町5番1建物構造規模:鉄骨造・地下1階~地上11階建て 延床面積 9,992.42m² 当社賃借部分面積:地下1階~地上2階・面積 3,424.84m²開業時期:2023年春(予定)店舗数:20店舗(予定)