「衝撃的な結婚式」として30代女性が語ったのは、異例中の異例ともいえる「新郎のいない、新婦だけの結婚式」(前編はこちら ※関連記事からも飛べます)だった。披露宴は新郎席にはミッキーの巨大ぬいぐるみが置かれるなど、異様な光景のなか決行されたという。
女性はさらに、「新婦が不憫すぎて参加を決意」したという二次会を振り返ったが、こちらも披露宴に負けず劣らずカオスなパーティーとなった。(文:okei)
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「ゲームの景品も化粧品だったり、試供品を組み込んできて……」
女性は、そのときの様子をこう振り返る。
「二次会は彼女が何年か前から力を入れていたネットワークビジネス系の来賓だらけで、ゲームの景品も化粧品だったり、試供品を組み込んできていて急に営業感が出てきたり、ネットワークビジネスの同僚?たち中心のパーティーみたいになってきてなんだこれ?状態」
気を抜けば勧誘や営業をかけられそうな状態だっただろう。女性は
「飲んでも飲んでも酔えるわけなく、疲労感と違和感とで祝いの席に行ったとは思えない感情で帰宅」
したと語る。「やりきれず飲み直しに行き、気持ちを一旦整理」したというほどだった。
それで冷静になった女性は「想う事は色々あるけど、なんにせよお祝いしたい気持ちは勿論あった」と振り返る。友人である新婦に対して「2人の馴れ初め動画も鏡開きも挨拶も親への手紙も全て1人でこなしておりすごいな、よく決心して今日やったな頑張ったな」という思いが湧いてきた。
そこで後日、女性は新婦に連絡をとったのだが……。
「『残念だったけど凛として席に座ってやり切ったあなたは凄かった!またゆっくり旦那さんを紹介してね』とメッセージを送ったところなんと既読無視……!」
「3か月後にそのことには一切触れずに『今近くまで来てるからお茶しようよ!』の誘い」
散々だった披露宴や二次会について思う所はあったものの、なんとか友人をねぎらうために送ったメッセージだったはず。それを完全にスルーされてしまったのだ。女性は
「あまりに苛立ってそのまま疎遠になったので、結局旦那が存在している人なのかもわからないまま現在に至ります」
と呆れ果てた様子で綴った。友人夫婦がその後どうなったのか気になるところだ。