作画に欠かせない“アナログな相棒”画材について、その魅力をマンガ家自らに語ってもらう本コラム。第1回に登場したのは「ダンダダン」などで知られる龍幸伸。“相棒”を使う理由から“相棒”がいたからこそ描けた1ページ、アナログ作画ならではの魅力について、アンケートを通じて回答してもらった。
【大きな画像をもっと見る】■ マンガを作るうえで欠かせない“相棒”
ゼブラのGペン
■ “相棒”を使い続けている理由
アシスタントに入ったばかりの頃はまったく使えず、ミリペンをメインで使ってました。しかし集中線などの入り抜きが表現できないため少しずつ練習して今ではつけペンじゃないと満足できなくなりました。
■ “相棒”を使用したお気に入りページ
基本的には全ページですが見開きは力強さと繊細さで線の強弱が必要になるのでGペンはなくてはならない場面だと思います。
■ アナログ画材の魅力とは?
単純に楽しいというのもありますしアナログの線が好きです。あと紙とペンがあればすぐ描けるのでお手軽です。おすすめです。
■ 龍幸伸(タツユキノブ)
2010年に月刊少年マガジン(講談社)にて「正義の禄号」で連載デビューを果たす。同作を2011年まで連載した後、同じく月刊少年マガジンで「FIRE BALL!」を2013年から2014年まで発表。少年ジャンプ+で2021年より連載されている「ダンダダン」は「次にくるマンガ大賞 2021」のWebマンガ部門2位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2022」「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 2022」1位に輝いた。単行本8巻は2023年1月4日に発売予定。