キャサリン皇太子妃、故ダイアナ妃のジュエリーをつけて晩餐会に(画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年1月9日付Instagram「The three new portraits which have been released to mark the occasion will be shown in the community in three meaningful places:」』のスクリーンショット) チャールズ皇太子が主催する国賓歓迎の晩餐会で、キャサリン皇太子妃が華やかな装いで登場した。皇太子妃は肩にクリスタルを配した白いドレスを着用し、故ダイアナ妃が所有したティアラとイヤリングを合わせていた。「ラヴァーズ・ノット」と呼ばれるティアラは、1世紀前にメアリー王妃の依頼によって制作された歴史ある作品だ。
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バッキンガム宮殿で現地時間22日、チャールズ国王が即位後初めての国賓として迎えた、南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領との晩餐会が開催された。
宮殿では国王とカミラ王妃夫妻、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻をはじめとする王室メンバーが、ラマポーザ大統領と一行を歓迎した。
この日キャサリン皇太子妃は、英ブランド「ジェニー・ペッカム(Jenny Packham)」による、肩にクリスタルを配した白いロングドレスで登場。フィット感のあるストレッチケープを使用し、ボートネックと長いオープンスリーブが印象的なデザインだ。
同ブランドの公式サイトによると、ドレスは「Elspeth Gown」というアイテムで、オンラインショップ「District 5 Boutique」では4275.69ポンド(約72万円)で販売している。
皇太子妃はドレスの右肩から青いサッシュを斜めがけにして、左胸には若き日のエリザベス女王の肖像画を黄色いリボンで装飾した、“ロイヤル・ファミリー・オーダー”と呼ばれるブローチをつけていた。
右手首にはエリザベス女王が所有したパールを連ねたブレスレットをつけ、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」の白いクラッチバッグと、「ジャンヴィト・ロッシ(Gianvito Rossi)」によるスワロフスキー・クリスタルを配した白いパンプスを合わせた、全体を白で統一した装いだ。
華やかなドレス姿のキャサリン皇太子の頭上で輝いていたのは、生前のダイアナ妃が愛用した「ラヴァーズ・ノット」というティアラだ。全体にダイヤモンドが配され、結び目(ノット)のモチーフからパールがぶら下がっている。
このティアラは1世紀ほど前にメアリー王妃が宝石商「ガラード」に制作依頼したもので、メアリー王妃の祖母オーガスタ・オブ・ケンブリッジが愛用したティアラのレプリカである。
ティアラはダイアナ妃へと引き継がれたが、チャールズ皇太子(当時)と離婚後にはエリザベス女王のコレクションに戻されていた。
2015年12月に開催した外交レセプションでは、キャサリン妃(当時)がこのティアラを初めてつけていた。それ以来、正式なイベントで何度か着用している。
今回キャサリン皇太子妃はこのティアラの他にも、ダイアナ妃が所有したダイヤモンドとパールのドロップイヤリングをつけていた。
皇太子妃は今月13日に開催した戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」や、今年6月に開催した競馬レース「ロイヤルアスコット」に出席した際にも、このイヤリングを着用していた。
同日午後にはホースガーズ・パレードでラマポーザ大統領の歓迎式典が開催されたが、キャサリン皇太子妃はこの際にもダイアナ妃が愛用した“フェザー・ブローチ”を左襟につけて、亡き義理の母への敬意を表していた。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年1月9日付Instagram「The three new portraits which have been released to mark the occasion will be shown in the community in three meaningful places:」』『The Royal Family 2022年11月23日付Twitter「South Africa,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)