給料日前の家計のピンチに、電卓を持ち出して残金をやりくりした経験を持つ人は少なくないだろう。契約社員として働く千葉県在住の20代前半女性(その他/未婚)もその一人で、
「奨学金の支払いもあるため贅沢はできず、少し油断すると予算オーバーしてしまうので月末は電卓が欠かせません」
と綴る。引き続き、この女性の投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
毎月10万円ほどで家賃を除く生活費をまかなう
女性は「手取り約17万5000円で、家賃7万円の都市圏に一人暮らししています」と語る。つまり、毎月10万円ほどで家賃を除く生活費をすべて賄わなければならない。やはり家計はカツカツのようで、
「このご時世、この先どうなるかわからないため貯金をしなくてはと自動で毎月1万円ほど銀行に移しているのですが、月々の支払いで赤字になることも。洋服を買うにしても、ユニクロの値下げ価格のものでさえ一度電卓を弾く程度の生活をしています」
と自虐気味に書いていた。しかし、これだけ頻繁に電卓を弾くクセがついており、計画的に支出をコントロールしているのはたいしたものだ。今後、少しずつでも給与が上がり、奨学金の返済が終われば、貯金もハイスピードで進むようになるのでは。