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ウィリアム皇太子、空軍基地訪問で交流した3歳男児からの“可愛いお願い”に応える

2022年11月21日 09:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

空軍隊員の家族達と記念撮影をするウィリアム皇太子(画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年11月18日付Instagram「The tech at @RAFConingsby today shows what the future of jet support could look like」』のスクリーンショット)
ウィリアム皇太子が英リンカンシャー州の王立空軍基地を単独訪問した際、歓迎に訪れた3歳男児と交流する場面が見られた。男児は自身が描いた絵をプレゼントした後、歩き去ろうとした皇太子を追いかけて可愛らしいお願いをしたという。皇太子はすぐに立ち止まり、男児からの要望にしっかりと応えていた。

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現地時間18日、ウィリアム皇太子がイングランド東部リンカンシャー州コニングスビーにある王立空軍基地を訪問した。

過去に王立空軍の捜索救助隊の一員として飛行経験がある皇太子はこの日、空軍基地内を視察。航空機の耐久性維持のために開発中の最新技術やプロジェクトの話を聞いた後、空軍隊員用に開設した新たなボクシングジムを正式にオープンした。

その後、皇太子は建物の外で歓迎に訪れた空軍隊員の家族らとしばらくの間交流したが、その際に幼い男の子が手書きの絵を手渡すという微笑ましい瞬間があった。

英メディア『Hello!』『BBC』などが伝えたところによると、皇太子に絵をプレゼントしたのは3歳になるブレイク・ファーンリー君(Blake Fearnley)だった。

彼の母親ローラ・ファーンリーさん(Laura Fearnley、33)によると、ブレイク君は自分で描いたミッキー・マウスの絵を手渡したという。皇太子は絵を描いた紙を受け取ると、ブレイク君に「自宅の冷蔵庫のドアに貼るからね」と約束したそうだ。

しかしウィリアム皇太子が歩き出すと、ブレイク君は皇太子を呼び止めて勇気ある行動を起こした。

ローラさんは「(皇太子が)歩き出した後、ブレイクはウィリアムに抱きしめてほしいと思ったようです。それで彼を追いかけて『ウィリアム、どうかハグをしてください!』と言ったのです」と明かしている。

現地メディアが公開した写真では、皇太子が青いダウンジャケットを着たブレイク君の前でしゃがみ込み、固いハグをしている様子が捉えられている。


さらにこの日、皇太子は10歳の双子アビーちゃんとステフちゃん姉妹からの自撮り動画の撮影に応じた際、大好きなサッカーの話に花が咲くという場面もあった。

皇太子はイングランドのバーミンガムを本拠地とするサッカーチーム“アストン・ヴィラFC”の大ファンだが、双子姉妹も同チームをサポートしているという。

ステフちゃんは皇太子と対話した内容について「彼は『僕達は良いチームを応援しているから、次のシーズンは僕らのものだ!』と言っていました」と、同チームが優勝する期待を語っていたことを明かした。


なお今回の視察で皇太子は、同基地での航空管制サービスを強化するための大規模な設備改善計画「プロジェクト・マーシャル」について技術者から話を聞いたほか、戦闘機の整備を改善するために開発されたVRゴーグルを装着する場面もあった。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年11月18日付Instagram「The tech at @RAFConingsby today shows what the future of jet support could look like」』『BBC East Yorks and Lincs 2022年11月18日付Twitter「Little Blake hugged Prince William and gave him the picture as he met military families at RAF Coningsby.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)