荒木飛呂彦が描き下ろした「アジア人物史」のカバーイラストが公開された。
【大きな画像をもっと見る】集英社の創業95周年記念企画として全12巻と索引巻が発売される「アジア人物史」は、広大なアジア領域の歴史を人物に光を当てて完全網羅するシリーズ。170人を超す研究者たちが総勢1万人にいたる人物の軌跡を追い、広大なアジア全領域を一望できる内容に仕上げられる。総監修を担当するのは姜尚中。
刊行は12月1日に第7巻「近世の帝国の繁栄とヨーロッパ」、第8巻「アジアのかたちの完成」からスタート。以降第1巻、第2巻、第10巻、第11巻と刊行が続いていく。また第1巻「神話世界と古代帝国」の月報エッセイは原泰久、第3巻「ユーラシア東西ふたつの帝国」の月報エッセイはヤマザキマリが担当する。
なお全巻を2023年2月28日までに予約購入した人には、特典として荒木による描き下ろしカバーイラストが入った、1000円分のオリジナル図書カード2種セットがプレゼントされる。申込方法の詳細は特設サイトを確認しよう。
■ 「アジア人物史」刊行スケジュール
2022年12月1日刊行:第7巻「近世の帝国の繁栄とヨーロッパ」(月報エッセイ:田中優子)、第8巻「アジアのかたちの完成」(月報エッセイ:浅田次郎)
2023年1月26日刊行予定:第1巻「神話世界と古代帝国」(月報エッセイ:原泰久)
2023年2月24日刊行予定:第2巻「世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア」(月報エッセイ:内田樹)
2023年3月24日刊行予定:第10巻「民族解放の夢」(月報エッセイ:上野千鶴子)
2023年4月26日刊行予定:第11巻「世界戦争の惨禍を越えて」(月報エッセイ:テッサ・モーリス-スズキ)
2023年6月26日刊行予定:第4巻「文化の爛熟と武人の台頭」(月報エッセイ:佐藤賢一)
2023年8月25日刊行予定:第3巻「ユーラシア東西ふたつの帝国」(月報エッセイ:ヤマザキマリ)
2023年10月26日刊行予定:第5巻「モンゴル帝国のユーラシア統一」(月報エッセイ:北方謙三)
2023年12月15日刊行予定:第6巻「ポスト・モンゴル時代の陸と海」(月報エッセイ:大澤真幸)
2024年2月26日刊行予定:第9巻「激動の国家建設」(月報エッセイ:高橋源一郎)
2024年4月26日刊行予定:第12巻「アジアの世紀へ」(月報エッセイ:池上彰)
2024年10月25日刊行予定:索引巻