長い付き合いの友人でも、心無い一言がきっかけで関係性が変わってしまうことがある。東京都の40代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)は、「そっと距離を置きました」と友人との過去を綴った。(文:草茅葉菜)
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「何故そんなことを妊婦に言うのか理解ができず…」
友人とは長い付き合いで、「彼女が旦那と離婚騒動があった時も、うちに数ヶ月泊めてあげた」こともあった。友人の特徴は、美人ではあるものの
「人に指示を出すのが好き、カラオケで他の人が褒められれば拗ね、容姿を誉められなかったら拗ね、という考えてみればかなり癖のある人物だった」
と女性は綴る。しかし「嫌というわけでもなく、仲良く付き合っていた」という14年前の出来事だ。女性と友人はたまたま同じ時期に妊娠が発覚した。すると友人は、虐待された過去がある女性に対し、
「〇〇ちゃんは虐待されてたから、絶対虐待するもんね~大変だね~」
と長々と説教してきたという。
これは一般的に考えても非常識だが、なんと友人は「医療従事者」だというから驚く。女性は「何故そんなことを妊婦に言うのか理解ができず、そっと距離を置いた」と胸中を明かした。
その一年後「出産したとか連絡ないからさ~?」と連絡があった時に、「言われて嫌だった」ということを伝え、電話を切ってからはそれきりだという。
「謝罪もなかったですが、本心だったのでしょうね。もう私の子どもたちも大きいですが、叩いたこともなくすくすく育っています。虐待されたら必ず虐待親になるなんて看護学校で教えているのかな?と不安になりました……」
もちろん虐待の連鎖は自分で断ち切れば良いだけの話だ。この友人は考えを改めるべきだろう。