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GTワールドチャレンジ・アジアが2023年の確定スケジュール発表。鈴鹿を調整、セパンの日程が確定

2022年11月15日 17:21  AUTOSPORT web

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岡山国際サーキットで行われた2022GTワールドチャレンジ・アジア最終ラウンド 第9戦スタートシーン
 11月15日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、2023年のGTワールドチャレンジ・アジアの確定スケジュールを発表した。第3ラウンドである鈴鹿の日程が変更されたほか、第6ラウンドのセパンの日程が決定した。

 2022年から『ジャパンカップ』と題したシリーズ内のカップ戦を設け、日本で4ラウンドを開催することで多くのエントリーを集めたGTワールドチャレンジ・アジア。2023年は日本はもちろん、アジア各国からもさらなるエントリーが予想されており、盛況となりそうなシリーズだ。

 そんなシリーズの2023年カレンダーは9月の時点で全6ラウンドの日程が発表されていたが、第6ラウンドのセパンの日程は詳細が決まっていなかった。しかし11月15日に発表された確定スケジュールでは、セパンは9月23~24日に開催されることになった。

 また、第3ラウンドである鈴鹿は、当初7月1~2日が予定されていたが、F1のスケジュールが発表されたことで、伝統のスパ24時間が7月初旬に変更されたことから、バッティングを避けるため、7月15~16日に変更されることになった。これにより、第4ラウンドのモビリティリゾートもてぎとは連戦となる。

「セパンの日程が確定したこと、さらにスパとの日程重複を回避できたことをうれしく思う。SROは9月から、予想外の変更に対応するためにカレンダーの多くを調整してきたが、アジアでのロジスティクスやサーキットのスケジュールにより、事態は非常に複雑だった。その点でホンダモビリティランドは非常に協力的であり、今季鈴鹿と富士を連戦で開催するコンセプトがあったように、連戦で実現することができた」と語るのは、シリーズのゼネラル・マネージャーであるベンジャミン・フラナソビッキ。

「広く見ていくと、シリーズ全体、そしてジャパンカップの両方が来季すでに有望に見える。新型コロナウイルス感染拡大後の状況が100パーセントでなかった今シーズンに基礎を築いたことで、我々は非常に良い立場に立っている。ロジスティクスの問題はあるが、来季中国のチームやドライバーが戻ってくることを期待しているよ」

ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS
2023年カレンダー
RoundDateCourceFormatJC15月13~14日チャン・インターナショナル・サーキット(タイ)2×1時間レース26月17~18日富士スピードウェイ2×1時間レースJapanCup37月15~16日鈴鹿サーキット2×1時間レースJapanCup47月22~23日モビリティリゾートもてぎ2×1時間レースJapanCup58月19~20日岡山国際サーキット2×1時間レースJapanCup69月23~24日セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)2×1時間レース