子牛の手術が行われたのは同県サン=ジュニエ=ドルト市にある「コーズ・ア・ロブラック動物病院(Clinique Vétérinaire du Causse à l’Aubrac)」で、ジュディス・バドロン獣医師(Judith Badelon)指揮のもと2人のアシスタントと1人の実習生が助手を務め、2時間半かけて行われた。
コーズ・ア・ロブラック動物病院のアリス・デ・ブソンブ院長(Alice De Besombes)によると、子牛は先天性異常により多くの手足が形成される「多肢症(Polymelia)」を患っていたという。多肢症は牛の場合25,000頭に1頭の割合で発症し、通常はこのような奇形を持って生まれてきた場合の生存率は低いと言われている。
画像は『Clinique vétérinaire du Causse à l’Aubrac 2022年11月7日付Facebook「Vous avez peut être vu passer dans les actualités l’histoire de ce veau né avec 6 pattes」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 H.R.)