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たばこ自販機市場、決済方法「スワイプカード」が急成長

2022年11月14日 18:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
レポートオーシャンはこのほど、2022年のたばこ自動販売機市場の状況に関する調査結果を発表した。調査期間は2022年5月10日~10月3日、調査対象は世界の様々な規模の組織リーダー、有効回答は890人。

○インテリジェント自販機に有望な将来性あり


たばこの自販機市場をリードしているのはどの決済方法か尋ねたところ、「現金」が55%、「スワイプカード」が45%となった。なお、同調査によると、市場で最も急速に成長しているのはスワイプカードセグメントであり、その理由として「支払いが容易であること」「デジタルキャッシュの需要の高まり」「操作性」を挙げている。



たばこ自動販売機市場をリードするアプリケーションはどれか聞くと、「パブ・ナイトクラブ」が35%でトップ。以下、「ホテルとレストラン」が26%、「公共の場所」が22%、「その他」が17%と続いた。 同調査は「パブとナイトクラブは、パブの数が増えているため、世界市場で最も収益性の高いセグメントであり、ナイトライフのトレンドの高まりもこのセグメントの成長を後押ししている」と分析している。



たばこ自動販売機市場で最も高いシェアを持っている操作モードについては、「自動」が60%、「マニュアル」が40%との結果に。同調査によると、「自動セグメントは、革新的で最新のテクノロジーの採用により、世界市場で最も急速に成長している」という。



同調査では、「従来の自動販売機がインテリジェントな自動販売機に置き換えられている」とし、「これらのインテリジェントな自動販売機には、データ収集、データ転送、およびデータ分析を支援し、小売業者が製品の品質を向上させるのにも役立つため、多くの利点がある。 これは、たばこの自動販売機の有望な将来性を示している」と分析している。(御木本千春)