「ルイ・ヴィトン」がフランク・ゲーリーとのコレクションでムラーノ ガラス職人とコラボ

　「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」が、フレグランスコレクション「レ・ゼクストレ（Les Extraits）」の誕生1周年を記念し、ボトルキャップをムラーノガラスで製作した限定コレクション「ムラーノ アート エディション（Murano Art Edition）」を発売する。11月下旬から銀座並木通り店ほか、一部のルイ・ヴィトン ストアで取り扱う。

　レ･ゼクストレは2021年9月に誕生。メゾンのインハウス･マスター･パフューマー ジャック･キャヴァリエ･ベルトリュードが調合し、建築家 フランク･ゲーリーがボトルをデザインした。
　今回1周年を記念し、ムラーノ アート エディション（100mL、税込73万7000円）が登場する。レ･ゼクストレの5つの香りの一つ「Symphony(シンフォニー)」に、ゲーリーが芸術的なキャップをデザイン。ヴェネツィアン･グラス製造の中心地ムラーノガラスの巨匠 シモーネ･セネデーセが巧みな手作業で制作した、ユニークでカラフルな芸術作品としてのキャップが誕生した。1つひとつにシリアルナンバーを刻印し、自然そのものと同様に唯一無二のデザインとなっている。ボトルから万華鏡のように咲き誇る花や風にそよぐ花びらの集合体を想像させるキャップは、ゲーリーのトレードマークである"自由に流れ、かつ彫刻的なフォルム"を詩的に体現している。
　フランク･ゲーリーは「レ･ゼクストレ コレクションのフレグランスボトルを初めてデザインした時、鮮やかな色彩のキャップを作りたいと夢みていた。今回、シモーネと彼が率いるガラス職人たちとのコラボレーションにより、ついにそのビジョンを実現することができた」と語った。
　またムラーノ アート エディションに加えて、レ･ゼクストレ コレクションの5つのフレグランスを、ゲーリーによる洗練された美しいガラスの台座に収めた、「レ･ゼクストレ ムラーノ アート エディション ブーケ マスターピース（Les Extraits Murano Art Edition Bouquet Masterpiece）」を受注生産する。それぞれのボトルには手作業で制作した異なる色のガラスキャップを付属し土台と組み合わせると優美な花のブーケへと変身する。

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