やむを得ず電車が急停車することは、安全を確保するためにも仕方のないことだ。しかし、激しい揺れで倒れてケガをする恐れもあり、事情によっては納得できない人もいるだろう。
50代後半の女性(埼玉県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、信じられない理由での急停車を経験したという。(文:永本かおり)
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「急ブレーキがかかり、立っていた人は倒れそうに」
女性は、あるとき乗っていた電車が急停車したときの事をこう綴っていた。
「急ブレーキかけます!のアナウンスの後に急ブレーキがかかり、立っていた人は倒れそうになり座っていた人は、横の人の重さを感じる位にストップしました」
突然の急ブレーキに、乗客の人たちはかなりの衝撃を受けた様子。急ブレーキの原因は、「ホームの非常ボタン」が押されたことだった。車内はさぞかし緊迫しただろう。ただ、その理由はこんなことだった。
「降車した人が忘れ物をしてホームの非常ボタンを押して、ホームのない所に10分ほど停車しました」
この事態に対し、
「乗客は呆れているし、私は頭がグラングランしました。非常ボタンは、ホームに人が落ちたり、入ったりした時のみ使用可なのに…と思った出来事でした」
と女性はモヤモヤする気持ちを明かしていた。