リーバイス、米小売大手コールズのトップが新たな社長に就任　チップ・バーグCEO退任へ

　リーバイ・ストラウス（Levi Strauss & Co.、以下リーバイス）が、新たな社長に米小売大手コールズ（KOHL'S）の最高経営責任者（CEO）のミシェル・ガス（Michelle Gass）氏を起用すると発表した。就任日は2023年1月2日。

　ガス氏はStarbucks EMEA（ヨーロッパ、中東、アフリカ）の社長を務めた後、2013年にコールズに入社。2018年に同社のCEOに就任し、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンのグループ会社で化粧品小売店のセフォラ（Sephora）との提携などを進めてきた。同氏は12月2日付でコールズのCEOを退任し、後任が決定するまでの間、トム・キングスベリー（Tom Kingsbury）氏が暫定的に同職を務める。
　またリーバイスは、現CEOのチップ・バーグ（Chip Bergh）氏の後任にガス氏を起用する方針を発表。今後18ヶ月以内にCEOを交代するという。