「収入が少なすぎて結婚できない!」とこぼす、40代前半の男性(神奈川県/正社員)の投稿を紹介する。男性は運送業界で働いており、収入は年収270万円、月の手取りは17万4000円ほどだという。男性は満足いく収入を得られない理由について、
「今年の基本給における昇給額は1500円だった。賞与も3~5万円程度しかなく、会社の業績次第では0円のこともある」
と説明した。また、
「早く転職をしたいが、氷河期世代ということもあるのか転職活動をしてもうまくいかない……」 「女性ならばこの程度の収入でも結婚できるかもしれないが、日本にはいまだに『男が稼ぎ、女が家庭を守る』という不文律があるため難しい」
とも綴っていた。現状を脱したくてもどうにもならない、負のスパイラルにハマってしまっているようだ。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
「貯蓄や結婚なんてまったく無理。普段の生活すらまともに送れない」
現在の給与や生活水準に対する不満を綴った投稿は、別の未婚男性からも寄せられている。
「手取りは17万円ほど。今月はまだましで、正社員なのにほとんどアルバイトと同じか、あるいはアルバイト以下の給与。しかも今は公にはタブーなサービス残業を必ずつけないと日常業務は回せないし、そのくせ責任だけはめちゃくちゃつけてくる。バカらしくてやってられない」
こう憤るのは、サービス系の会社で働く40代後半の男性(茨城県/正社員)だ。彼もまた“収入が結婚のネックになっている”と考えているようで、
「貯蓄や結婚なんてまったく無理。普段の生活すらまともに送れない」
と嘆いた。金銭的な余裕がなくなると、あらゆることに対しネガティブにならざるを得ないのかもしれない。