天沢アキ「ハマる男に蹴りたい女」のTVドラマ化が決定。藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が主演を務め、2023年1月にテレビ朝日系24局で放送される。
【大きな画像をもっと見る】「ハマる男に蹴りたい女」は、エリート人生から転落し、とある下宿の管理人として働くことになった男・設楽紘一を描く物語。ひょんなことからレトロな下宿・銀星荘の管理人をすることになった紘一は、そこで最低最悪な出会いを果たした住人のズボラ女子・西島いつかに振り回されることになり……。Kiss(講談社)で連載中で、単行本は2巻まで刊行されている。天沢はドラマ化について「素敵なキャストやスタッフの方々によってどんなドラマになるのか今から放映が待ち遠しいです」と期待を寄せた。
藤ヶ谷が演じる紘一は、大手飲料メーカーの元エリート社員。美人で料理上手な妻とタワマンで暮らしていたが、上司の反感を買ってリストラされ、さらに妻も離婚届を残していなくなってしまう。紘一役の藤ヶ谷は「30代の仕事のポジションや、やらなきゃいけないことなど、リアリティーのある部分もたくさん含まれているドラマです。そういう会社員としてのリアルも描かれていますので、僕のように少女マンガ初心者の方にも楽しんでいただけると思います」とコメントしている。
また会社ではバリキャリ女子だが、家ではズボラ女子というギャップのある銀星荘の住人・西島いつか役は関水渚が担当。関水は「原作を読んでいつかちゃんのことがすごく好きになったんです。共感する部分も多いし、似ていない部分も含めてすごく愛おしい女の子なんですよね。だから、その大好きないつかちゃんを大事に演じていきたいなと思います」と意気込みを語った。
■ 天沢アキ(原作) コメント
『ハマる男に蹴りたい女』のドラマ化が決定してうれしいです。
私がTVで拝見していた藤ヶ谷さんはスマートで爽やかな印象なので、エリート人生から転落したちょっと情けない設楽をどう演じてくださるのかとても楽しみです。
関水さんもフレッシュな魅力あふれる方で、すごく可愛いいつかになりそうでワクワクしています。
素敵なキャストやスタッフの方々によってどんなドラマになるのか今から放映が待ち遠しいです。
■ 藤ヶ谷太輔(設楽紘一役)コメント
□ 出演が決まった時の気持ち
最近出させていただいた作品は、ちょっと重めのものが多かったんです。だから今回、お話をいただいた時は、なんで僕なんだろうって驚いたんですが(笑)、別のジャンルにトライすると面白いことに繋がるんじゃないかと思いました。あと、僕がやりたい役ややりたい作品って“キュン”がないので(笑)、応援してくださっているファンの皆さんは“キュン”が見たいと思ってくれているんじゃないか…というのもちょっとあって。きれいごとに聞こえるかもしれないんですけど、今まであまり視野に入れていなかった“キュン”のジャンルに挑戦することで、少しでもファンの皆さんに恩返しできたらいいなと思っています。
□ 原作を読んだ感想
実は僕、少女マンガを読んだことがないんです。今回初めて読んだので、“少女マンガの読み方”がわからなくて戸惑いました。いろんな方にお話を聞くと、「こういう展開がきたら、絶対ここから面白くなる」とかお約束のようなものがあるらしくて、それが全然わからなかったです(笑)。あと、個人的には、どういうところが読者の“キュン”に繋がるのかもよく分からなくて(笑)。男性は別にキュンとさせようとしてやっているわけじゃないけど、女性には響くのか…とか。まだまだ“キュン”って難しいなと思うことばかりなんですが(笑)、原作の雰囲気や良さはそのままに、チーム一丸となって、いいものをお届けできるよう頑張ります。
□ 視聴者の皆さんにメッセージ
この作品は、30代の仕事のポジションや、やらなきゃいけないことなど、リアリティーのある部分もたくさん含まれているドラマです。そういう会社員としてのリアルも描かれていますので、僕のように少女マンガ初心者の方にも楽しんでいただけると思います。今はまだまだ大変なことが多い状況ですけど、
ドラマのオンエア中30分間は、いろんなことを忘れて気楽に楽しんでいただけたらうれしいです。ひょっとしたら、“この時間を楽しみに1週間頑張れる”なんてこともあるかもしれないですし、見てくださった方の心が少しでも軽くなったらいいな、と思います。
■ 関水渚(西島いつか役)コメント
□ 出演が決まった時の気持ち
がっつり恋愛モノの作品に出たことがないんですが、ずっとやってみたかったんです。だから、お話をいただいた時は、「私もラブコメができるんだ!」って、すごくうれしかったです。
□ 原作を読んだ感想
私が今まで読んできた少女マンガは、「好きだけど、私には叶わない相手だから…」みたいな感じのものが多くて、女子の方からグイグイ行く作品がなかったんです。だから、この原作を読んだ時は、「新しいな!」と思いました。いつかちゃんも結構グイグイ攻めて行きますし、“頭の中がお花畑”みたいになっていないので(笑)、男性でも読みやすいんじゃないかなと思いました。ただ、ドラマ化するにあたっては、自分がここまで攻めるのか、おぉ…すごいなって思いました(笑)。私は、原作を読んでいつかちゃんのことがすごく好きになったんです。共感する部分も多いし、似ていない部分も含めてすごく愛おしい女の子なんですよね。だから、その大好きないつかちゃんを大事に演じていきたいなと思います。
□ 視聴者の皆さんにメッセージ
いつかちゃんと設楽さんはなかなか素直になれるタイプじゃないから、“いろんなアクシデントが起きて、それによって距離が縮まっていく”ということをプロデューサーさんからお聞きしました。私もまだどうなっていくのか全然わからないんですが、たぶん視聴者の皆さんがキャーッってなるようなアクシデントが起こるんだと思います。皆さんに楽しんでいただけるように、私も全力で頑張ります!
■ ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」
日時:2023年1月より毎週土曜23:00~23:30
放送局:テレビ朝日系24局
□ スタッフ
原作:天沢アキ『ハマる男に蹴りたい女』(講談社「Kiss」連載中)
脚本:関えり香
音楽:木村秀彬
監督:片山修、中前勇児 ほか
□ キャスト
設楽紘一:藤ヶ谷太輔
西島いつか:関水渚