先日、久々にプレステ4を起動させた。結構時間の掛かるアプデを済ませた後、とりあえずオンラインで遊べるゲームでもやろうと思ったら、1年間で契約していたサブスクが期限切れになっていた。ずいぶん長いこと放置していたようだ。
そのまま気が削がれて電源をオフにして、今に至る……ゲームへの熱量がなかなか湧きあがらない。さて、その一部始終を表示していた、我が家のテレビの話を少ししたい。ウチのテレビ、もうだいぶ前の、地デジ化の折にブラウン管テレビの代わりに購入した安い液晶型なんだけど、未だに現役。Cobyとかいう他で見たことがないメーカーの製品だけど、なかなか丈夫で頼もしい。
ただし、最近になってテレビ番組の字幕が読みにくくなっていることに気が付いた。テレビの字幕って基本的にサイズを縮小することもないしフォント自体も変えることはないはずなので、これはもう視聴者側。つまり僕の目に原因があるということだろう。
アラフォーの僕は、最近視力も低下している。外を歩いていても看板の文字が霞む。交通標識を確認するのも一苦労となった。だから、昔から愛用しているテレビの字幕も、目を凝らさないと確認できなくなっているのだ。(文:松本ミゾレ)
PCモニターでのプレイを前提にしている?
さて、先日5ちゃんねるに「最近のゲーム文字小さすぎて見えないんだけど」というスレッドが立っていた。スレ主は「でかいテレビないとやれない金持ちの趣味になったん?」と書き込んでいる。
これに対してスレッドには
「今はもう、15億人のPCゲーマーのために作ってるからお前もPCゲームの距離(目とディスプレイが1メートル以下)でやっとけ」
「違うよPCモニターでするぐらいの感覚で作ってるから文字が小さいんだよ 大画面にしても距離が離れたら意味がない」
などという書き込みが見られた。
スレ主がそもそも何のゲームを遊んでいて不満を感じたかが分からないのでPCゲー基準の話がどこまで適応されてるのかは分からないんだけど、僕個人からしても文字表示が小さいゲームっていくつか心当たりがある。
そして字幕が小さいとか、メニュー画面の項目が小さいとか、そういうのに一度目が向いてしまうと集中力を削がれてしまう。まして前述のようにもう視力自体がだいぶ若い頃に比べると悪くなっていると、余計にしんどく感じられることも。
ああ、ここまで書いてきて気付いたけど、結局文字を追うだけでもいちいち目を凝らすものだから、それで疲れてあんまりゲームに没頭しなくなった側面はあるのかもしれない。色んな意味で集中力が低下していってるんだろうなぁ。
一つの解決策は、スレ主の言うようにでっかいテレビを購入すること。画面の比率が大きくなれば、それに準じて字幕も拡大されるし、最近のゲームはかなり大きな画面で遊んでも、文字が綺麗に抜かれて表示される。
「豆粒みたいな字だとストレスがすごい」
ちなみに、ゲーム中に表示される文字が小さいことについて不満を持っている人は存外多いようで、書き込みも盛ん。ちょっとこちらもいくつか引用させていただきたい。
「PS3箱〇の時にさんざん指摘されてたのにまだ直ってないのか」
「わけわからんほど小さいの多いよな きついわ」
「豆粒みたいな字だとストレスがすごい」
「スターオーシャン6は文字小さいな、画面の端っこに極小の文字かあって目線の移動で疲れる」
たしかに言われてみれば、初めてプレステ3を触ったときは全体的にゲームの表示字幕が小さい(ただしぼやけずしっかり表示はされている)ことに驚いたっけ。当時は若かったし目も元気だったから「こんなに文字が小さくて、それなのにくっきりしてて凄い」と思ったんだよなぁ。
まさか技術の向上に、自分の肉体が追い付かなくなるなんて笑うに笑えない。特に洋ゲーだと、ローカライズを経ていても日本語がおかしくなってることってたまにあるんだけど、そこへ来て字幕も小さいとなると本当に聞き取れない、読み取れないの二重苦に苛まれることも。
やっぱり、もうアラフォー以降のゲーマーは大きなテレビで迫力のゲーム体験をするしかないってことだろうか。