isutaエディターをごきげんにしてくれる、“ちょっといいもの”を紹介するコラム連載『トーキョーごきげん倶楽部』。
前回の「香りの沼は深い。伊勢丹『サロン ド パルファン』の戦利品にほくほくです」でもさんざん語ったように、エディター・toonaは今、“香り”に夢中です。
お出かけのときの“身だしなみ”的な使い方はもちろんですが、特に最近力を入れているのは、香りの力で自分を癒したり気分を上げたりする、“ご自愛”的な使い方。
五感の中でも嗅覚は特に脳との結びつきが強いようで、ある特定の香りがそこに結びついた記憶や感情を呼び起こす現象は、「プルースト効果」と名付けられています。
お香やアロマ、キャンドルを焚いて気持ちを落ち着けたりリフレッシュしたりするのも、その効果を知れば納得ですよね。
寝起きが良くなったのはSHIGETA PARISの「メディテーションキット」のおかげ?ここのところ私が愛用している「SHIGETA PARIS(シゲタ パリ)」の「トウキョウシャイン メディテーションキット」(税込5940円)は、そんなプルースト効果を存分に活用した商品の1つです。
ミストとロールオンオイルがセットになっていて、香りはどちらもフローラルノート+ウッディ。ふんわりと爽やか&華やかな中にどこか落ち着きもあって、思わず胸いっぱいに息を吸い込みたくなっちゃうような匂いなんです!
朝起きたら1番にミストを何プッシュかスプレーして、思いっきり深呼吸。寝起きは悪い方だったけれど、このおかげか、爽快に目覚められるようになってきました。
もう一方のオイルはミニサイズなので、ポーチに忍ばせて持ち歩いていますが、実のところおうちでの活用頻度がかなり高め。
寝る前にこめかみと胸の中央あたりにぐりぐりと塗っています。こちらはリラックス感のある使い心地なので、今のところこれが私的ベストな使用法。
「fog」で調香してもらったマルチパフュームを、寝る前に数プッシュそして寝る前といえば、オーダーメイドで製作してもらった「fog(フォグ)」の「mulch perfume」(税込1万2100円)の存在も欠かせません。
好きなブランドや読んでいる雑誌、理想とするイメージや好みの香りなどを文字で伝え、あとはおまかせで調香してもらいます。オンラインでのオーダーなので、実際にどんな香りなのかは、届いてからのお楽しみ。
これがまたおもしろくて…!と、このお話はまた別でゆっくりさせてください。
オーダーしたのは夏を迎える前だったので、『真夏の夜の夢』をテーマに、じっとり重さのある謎めいた香りを作ってもらいました。
色もきれいな琥珀色で、とびきりのお気に入りです。夏の間は、毎晩これを枕やベッドシーツ、そして自分のパジャマの襟ぐりあたりにシュッと吹きかけてから寝ていました。
「FI ME KA」のデリケートゾーンソープでボディケアをアップデートこんなふうにして時間を過ごすと、自分で自分を大切にしている実感が湧いてきて、もっといろいろ丁寧にしてみようなんて思えるようになったりします。
その一環で使い始めたのが、「FI ME KA(フィメカ)」のデリケートゾーンソープ、「ボタニカルインティメイトウォッシュ」(税込2750円)。
推奨量の2プッシュで、きめ細かい泡がこのくらい出てきます。フォームタイプで泡立たせる必要がないのも、お気に入りポイントです。
カニナバラとラベンダー、ゼラニウムの精油がブレンドされた香りがとっても良くて、ちょっと面倒なお風呂が素敵なバスタイムに早変わり!
何より、“デリケートゾーンに専用のソープを使う”ということ自体が、ちょっと贅沢で丁寧な習慣のように感じられて、なんだかうれしくもあります。
自分の感情やシーンに合った香りを楽しむこと、適材適所のアイテム選びをきちんとすること、そうして自分を労ってあげること。そんなふうにして、自分のごきげんをとる今日のこの頃です。