小学館は9月29日、「異状死 日本人の5人に1人は死んだら警察の世話になる」(990円)を発売した。
同書のタイトルである「異状死」とは、警察の捜査や医師による検視を受ける対象となる死因不明の異常死体の事で、自宅など病院以外での死亡や持病以外の死因の場合にも該当する。
同書では、父親を自宅で亡くした経験を持つ著者が自身の体験もとに、身の回りの人間が「異状死」となった場合にどのような事が起きるのかを「ニッポンの奇妙な死因究明制度」の問題点とともに解説。
さらに、法医学者や警察医、在宅看取りを行う医師たちを取材のもと、自身や家族が「異状死扱い」されないための対策を探っている。(フォルサ)