「友人と絶縁した」という経験談の中から、20年来の友人と縁を切ったという東京都の40代女性(事務・管理/年収100万円未満)の体験談を紹介する。女性は
「高校からの“元友人”はわがままな性格で、自分の要求が通らないと『じゃあいい!』と言ってへそを曲げる人でした」
と語りだした。(文:コティマム)
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既婚者3人、独身1人の関係、こちら都合は無視
女性とその友人は、高校時代から4人グループで過ごしてきた。30歳半ばを過ぎて、女性以外の3人は結婚。それでも、女性は都合をつけて友人たちに会うつもりだった。
「当時、私の仕事が繁忙期で連日深夜の帰宅が続いていました。そんな中、(友人は)やはり私の都合は無視で、休日の朝早くに会う約束を決定され、さすがに反論したらやっぱり私が悪いことになりました」
と女性は絶縁のきっかけを振り返る。そもそも、その友人との付き合いは
「こちらの都合はまるっと無視なのに、自分の要求は聞かせようとする……。そのたびに、ちゃんとこちらの話も聞いてほしくて言ってはみるのですが、結局『自分の言うことを聞かない私が悪い』となる。それがいつものパターン」
だったという。「大人になって結婚して子どもができても、その考えは変わらなかったんです。たぶん『高校からの付き合いなら』と甘えていたのかもしれないですが」と呆れたように綴る女性。結局、
「これがきっかけになり距離を置き、このグループ全員とそのまま縁切りしました」
と明かした。
女性は、「仕事、結婚、出産。どれが一番とかは思っていません」と前置きし、「もう学生じゃない。いい大人が自分の要求を聞かないからとへそを曲げるのは、見ていて気分がいいものではない。ましてやそれを人のせいにするなんて」と友人を批判。こう胸の内を吐露していた。
「そんな人となぜ20年も付き合ってきたのか、ほんと謎です」