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プレッシャーを跳ね返し自身初ポールの木村偉織「この結果を素直に喜びたい」【第8戦GT300予選会見】

2022年11月05日 19:41  AUTOSPORT web

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2022スーパーGT第8戦もてぎ ARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)
栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されている2022スーパーGT第8戦。11月5日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したARTA NSX GT3の武藤英紀と木村偉織が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

武藤英紀
Q1担当/ベストタイム:1分46秒039
「まず、ポールポジションを獲得することができて非常に嬉しいです。ここまでの流れを考えると、この最終戦で決めることができてよかったというのが率直な感想です」

「午前中の練習走行ではタイヤのウォーミングアップに課題を感じていましたが、幸いQ1では太陽が出て、路面温度も上がっていたので、タイヤが温まればいいアタックができるのではないかと思っていました。自分のアタックはミスもなく、そこまでいい走りでもなかったかと思いますけど、Q2に進むためには十分なタイムだったので、よかったと思っています」

「ここまでのシーズンは特に決勝でトラブルが起こってしまい、しっかりとフィニッシュできていないので、明日は一番前からスタートというメリットを最大限に活かし、笑顔で終われるように精一杯頑張ります」

木村偉織
Q2担当/ベストタイム:1分44秒798
「ポールポジションを獲得することができて素直に嬉しいです。予選は途中に赤旗もあって少しイレギュラーな展開になり、僕も初めてQ2を走行するということでプレッシャーをすごく感じていました。ですが、結果としてポールポジションを獲得することができて良かったです。走りの面では少しミスもありましたけど、この結果を素直に喜びたいと思います」

「(赤旗再開ではどんなプランを考えていたか)再開後はアウトラップを含めて2周しか計測できないという風に聞いていて、タイヤの状況も少しわからなかったので、本当にアウトラップを攻めてタイヤを温めました。アタックのときも『フルプッシュで最後まで走り続けてどうなるか』ということだけを考えていました。タイヤ自体は完全に冷え切ってはいなかったので、むしろ我々にとっては有利な展開になってくれました」

「明日のレースは長いですけど、最後まで諦めずに絶対に勝ちます」