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チャールズ国王、対面したステラ・マッカートニーの行動に大笑い 隣にいた英スナク首相も爆笑

2022年11月05日 11:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

チャールズ国王と対面をしたステラとスナク首相(画像は『The Royal Family 2022年11月4日付Instagram「A new addition for The Queen’s Green Canopy!」』のスクリーンショット)
チャールズ国王がバッキンガム宮殿で開催したレセプションパーティに、英ファッションデザイナーのステラ・マッカートニーが出席した。国王と対面したステラは突然ジョークを放ち、思わぬ行動を取るというハプニングが起きた。その姿に国王が大きな笑みを浮かべ、隣にいた英リシ・スナク新首相も大笑いする結果となった。

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チャールズ国王が現地時間4日、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)の開催に先立ち、世界のリーダー達が会談するレセプションパーティをバッキンガム宮殿で開催した。今年のCOP27は今月6日から2週間にわたり、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催される。

国王は気候変動対策に取り組んでいることで国際的に知られているが、今年のCOP27には出席しないことで合意された。

バッキンガム宮殿には、英リシ・スナク新首相やジョン・ケリー米気候問題担当大統領特使などを含む約200人の政治家や運動家が集まった。

ゲストの中には、ポール・マッカートニーと妻で故リンダ・マッカートニーの娘ステラ・マッカートニーも出席していた。ステラは現在ファッションデザイナーとして活躍する他、動物愛護や環境保護の活動も行っている。

この日ステラは、全身をワインレッドのレザーで統一。肩にプリーツが入ったマキシ丈ドレスに、ブーツとクラッチバッグを合わせた、秋らしい装いで宮殿を訪れた。

部屋に入ったステラはチャールズ国王に対面すると、突然ジョークを交えた挨拶をして、その場の雰囲気を一気に和ませたのである。

国王と向かい合ったステラは、「陛下、私はこれ以上何をすれば良いのか分かりません」と伝えた後、「私は今、こうしなくてはならないのだと思います」と言い、突然国王の両頬にキスをしたのである。するとその後、ひざを折って片足を後ろに引き、“カーテシー”のお辞儀をした。

国王はステラの挨拶を大変面白がった様子で、大笑いしながら彼女を指さし、何やら話しかけていた。ステラの隣で並んでいたスナク首相も大笑いし、3人はしばらくの間会話を楽しんだ。

王室では、お辞儀をして君主を迎えるのが古くからの伝統だ。義務的な行動規範ではないものの、君主や王族に会う場合、女性は膝を曲げる“カーテシー”を、男性は頭だけを下げて、深い敬意を表すのがしきたりとなっている。

生前のエリザベス女王がイベントに出席した際には、頬などへのキスを受けるのは家族や親しい友人のみに限られていた。しかしチャールズ国王は、これまでにスペインのレティシア女王などの王族にキスで挨拶する姿が目撃されている。9月に女王が崩御した後には、バッキンガム宮殿前に訪れた一般の弔問客から、両頬にキスをされるのを受け入れていた。



画像は『The Royal Family 2022年11月4日付Instagram「A new addition for The Queen’s Green Canopy!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)