結婚式は友人の本音が垣間見える機会でもある。改めて親友同士だと思える場合はいいが、まったく逆の結果に唖然とするケースも珍しくない。東京都に住む40代女性(既婚/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、かつて新婦の友人として出席した結婚式で
「新郎(バツ2)の友人が当日全員ドタキャンして出席ゼロでした」
という、非常にレアケースな体験を語ってくれた。(文:okei)
キャリコネニュースでは、「結婚式での衝撃エピソード」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/TWNPHCTP
「『大人数で女子会だね!』って妙に盛り上がりました」
「ドタキャンというより全員バックレですね、行けないという連絡すらもありませんでした」
と女性は振り返る。初婚の新婦の友人として、さぞかし驚いたことだろう。
「新郎が結婚3回目とは言えお料理もお土産も余るし大変でしたが、友人だけを招いてレストランウェディングだったので、両家の親族や会社関係の人間がいなくてそこは救いだったかもしれません」
とはいえ、ここまでくると人望がないというより恨みでも買っていそうだ。何かの仕返しだったのだろうか。
「新婦も気丈に振る舞っていました。『大人数で女子会だね!』って妙に盛り上がりました」
なんとか懸命に取り繕ってパーティーを終えたようだ。
しかし、彼女たちは数年後に離婚。子どもはおらず、「新婦も海外に移住しました」と女性は明かす。当時の新郎はバツ3となり、新婦は夫もろとも日本まですっぱり捨てて海の向こうへ去ったのだ。女性は
「当時は新郎の人望の無さに呆れましたが、今思えばまだ未入籍だったのにパーティーのあとよくあの新郎と入籍したなと新婦にもちょっと驚きますし、今でも忘れられない結婚パーティーでした。笑」
と特殊な結婚パーティーの思い出を振り返っていた。