いつどこで宗教の勧誘をされるかはわからない。長崎県に住む20代前半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)は、留学先で驚いた出来事を明かした。(文:谷城ヤエ)
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「彼女の言葉を信じてお祓いに参加していたら、と思うと恐怖で震えます」
学生時代、韓国に留学していた女性。
「友人の紹介で、ある韓国人女性と知り合いました。何度か2人でカフェに行き、お互いの話をし、その際は不審な言動も見られなかったため、完全に気を許していました」
異国の地で出来た友人ということもあり、女性も引き続き仲良くするつもりだったのだろう。
ある日、いつものようにカフェでお茶をしていたら、友人が突然「自分は相手の姓名の漢字を見て運勢を占うことができる」と言い始めた。
「そのときは、完全に信用しきっていたので、占ってもらうことにしました。すると、私の性格に関することや人混みが苦手なことなどを指摘してきました。(今思うと、普段から親しくしていたので、予め知っていたことを羅列しただけでしょうが)」
「その後、私の前世が武士で、殺戮を繰り返してきたせいで多くの人に恨みを買っていると言われました。また、その恨みのせいで本来の力を発揮できていない、とも」
この時点で、「何かがおかしいことに気づき始めた」という女性。さらに「お祓いのような儀式に通うべきだと言われた」とき、宗教の勧誘だと気づいたそうだ。
「その後は、あまり気が向かないと伝え、次の予定があるからと逃げるようにカフェをあとにしました」
不安を感じて逃げた女性。せっかくの楽しい時間が台無しになってしまった。
「その後、彼女とは一度も会っていませんし、連絡もとっていません。あのとき、彼女の言葉を信じてお祓いに参加していたら、と思うと恐怖で震えます」
と綴っていた。