“家計の自転車操業”を嘆く声がキャリコネニュースに寄せられた。秋田県在住の40代前半女性(その他/正社員・職員)は、女手一つで3人の子どもを育てているが、その手取りはわずか11万円ほど。女性は現在の家計状況について、
「給料日ですでにマイナス。給料は支払いに消えています。わずかなボーナスや子ども手当を少しずつ切り分けて使っている」
と明かす。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
「子ども手当は、高校卒業まで支給してほしい」
子どもが中学校を卒業し、子ども手当の支給が終了することは死活問題。女性は危機感をあらわにする。
日々の生活はとにかくギリギリ。女性はなんとか“今”を乗り切るため、「現金がなくなるとカード払いをしている」と告白する。その支払いがさらに家計を圧迫するという、悪循環に陥ってしまっているのだ。そのため女性は、
「財布に10円しか入っていないこともある。子どもが小さいうちは、まだそんなにお金はかからない。むしろ中高校生がかかるのに、子ども手当は中学生で終わってしまう。毎月1万円でも2万円でも、高校卒業まで支給してほしい」
と切実に訴えた。