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『Repezen Foxx』DJ社長が衆院選出馬を保留に! NHK党・立花孝志党首の誘いに反対したメンバーの“ド正論”とファンからの“辛辣意見”

2022年10月28日 18:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

衆院選の立候補について語るRepezenFoxx(本人YouTubeより)

 YouTubeのチャンネル登録者数340万人超えを誇るアーティスト兼YouTuber「Repezen Foxx」。リーダーを務めるDJ社長(30)が27日、YouTubeチャンネルの生配信で次期衆院選での出馬を表明した。

 現在は活動拠点をインドネシアやタイなど、海外に移している同グループだが、無名時代から「日本一のDJになる」という目標を掲げ、ドームツアーを開催するまでにこぎつけた逸材。周りから「無謀だ」と言われ続けていたが、その行動力を称賛する人が徐々に増え、現在では海外進出まで果たしている。

 そんなDJ社長に白羽の矢を立てたのがNHK党の立花孝志党首(55)だ。同氏は自身が構想している“歌って踊れる政治家アイドルグループ”の協力をDJ社長に要請。後日、審査員やプロデューサー就任の打ち合わせで、タイへ訪問した模様。

メンバーのDJまるからも“苦言”

 立花党首との対談は、DJ社長のYouTubeチャンネルにて生配信された。しかし対談では、政治家アイドルグループの話よりも、現在の政治情勢が中心に。対談をしていく中で、以前からDJ社長が検討していた衆院選への出馬を、立花党首側から打診。DJ社長はあっさり受諾し、出馬を決心した。

 DJ社長は立花党首との対談前に、ホリエモンこと堀江貴文氏(49)と対談している。ホリエモンは、DJ社長が上京するきっかけになったという人物だそう。対談では「立花党首は頭がいい」と、ホリエモンが立花党首を絶賛。DJ社長が「僕、出たほうがいいですかね?」といった質問を投げかけると「絶対出たほうがいい。議員になれると思う」と、ホリエモンは出馬を勧めていた。

 しかし、これに対してファンからは即座に反対の声が聞こえてきた。「社長が好きだからこそ言う。アーティスト一本で貫いてほしい」と、DJ社長の政界進出に対して苦言を呈する声が多く寄せられている。

 出馬表明直後にRepezen FoxxメンバーのDJふぉい(26)が、《僕が責任を持ってDJ社長が国会議員になるのを止めます》とのタイトルでDJ社長、そして途中参加のDJまる(26)とともにYouTubeの生配信を行った。動画内では、DJ社長の出馬表明に対するファンの意見を踏まえつつ、具体的な政策はないものの「若者に夢を与えたい」と政界進出に対する熱い思いを語った。

 DJふぉいは「国会議員の仕事と今の活動が両立できるんだったらやっていいと思う。ただ、両立できないのであれば今じゃないと思う」と話しつつ、一度決めたら突き進むグループのリーダーについて肯定的な姿勢をみせていた。

 一方のDJまるは納得がいっていない様子で、意見を求められると、「身内としても(グループの)ファンとしても今じゃない。世界一になった後、政治家になったほうが面白いと思う」とコメント。両者とも「今じゃない」という気持ちは少なからずあるようだ。

「片手間で務まるのか」「国民が1番大事って人がなるべき」

 ファンからも、

「流石にDJ社長の出馬表面は個人的に応援できないかなぁ。政治家やりながら世界一になるってビジョンが曖昧だし。片手間で政治が務まるならみんな副業感覚でやるでしょ。音楽と違って、あらゆる年齢層に沿わないといけないし、社長にはまだ難しいと思う」

「レペゼン勢い凄くて動画も面白くて応援していたけど、DJ社長がN党で出馬すると聞いて冷めた。(中略)知名度やフォロワー稼ぎの道具に選挙を利用すんじゃねぇよ」

「ファンが1番大事って言ってるけど国会議員になる人には国民が1番大事って人がなるべき 世界一になる自分達の目標が1番ならなるべきじゃない」

 など、厳しい意見が殺到。アーティスト活動と並行してできるのかという心配の声に対し、「できなかったら辞める」といった発言をしていたことについても「嫌で辞めるならやってほしくない」と反対するコメントもみられた。今回に関してはさすがのファンも同意できない様子だ。

 一方、生配信のチャット欄では、

「国会議員やって欲しいです! 票を得る為の老人の政治は要りません。若い人たちが国を作って欲しいです」

 というコメントともに、15,800円のスパチャを投稿する人も。反対意見が多い中でもDJ社長の政界進出を応援するファンは一定数存在するようだ。

 様々な意見が寄せられたが、圧倒的に反対意見が多くなったDJ社長は、ファン同士が争うのが嫌だという理由から約1時間15分に及ぶ配信の最後に、ファンに対してこのように締めくくった。

「(議員になることについて)一旦、断言やめるわ。衆議院選挙がいつ行われるかわからんけん、その時にまたこの議題を持ち出すかもしれん。その時まで一回置いておこう。取材がきてもヘラヘラしておくわ」

 予想外の反響に出馬宣言をいったん“保留”にしたDJ社長の今後は果たして──。