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読書のためのホテル、「BOOK HOTEL 神保町」が10月26日にグランドオープン

2022年10月27日 10:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
dotは、2021年12月にプレオープンした「BOOK HOTEL 神保町(ブックホテルジンボウチョウ)」のフロントの改装を行い、新たに「BOOK BAR」を設置した。当ホテルは、10月26日にグランドオープンを迎える。


BOOK HOTEL 神保町は、「『わたしの本』を見つけるホテル」をコンセプトに掲げ、10月26日にグランドオープンする。ただ宿泊するだけでなく、「本を読むこと」が旅の目的となるホテルを目指している。



グランドオープンに伴い、フロントスペースを拡張し、バーを併設。2021年12月からのプレオープンで得た読書傾向や好きなジャンルを活かしながら、「読書するために泊まるホテル」の運営を進めていく。なお、9月1日からは、当館最上階にて、プライベートサウナ付き客室「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」がオープンしている。現在は、少年ジャンプ+にて連載中の『ダンダダン』とのコラボレーションを11月30日までの期間限定で実施中。


ホテルの1階には、宿泊する人以外も利用できるスペースとして、「BOOK SELECTION(ブックセレクション)」を設けた。これまでに特に人気があったジャンルを、本好きスタッフ独自の切り口で「本」「音楽」「食」「お酒」「旅」をテーマに、キュレーションした。なお、宿泊する人は、一度に3冊まで部屋に持ち込みが可能。



フロントの一部には、姉妹店である「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の漫画も設置している。


ホテルの1階には、“ BOOK BAR”を新設した。店名は「ing.(イング)」で、コンセプトは「毎日が読書会」。店名には、過去や未来に捉われすぎず、「今」を大切に歩んでほしいという願いが込められている。

BARとはいっても、主役はあくまで本。毎日1冊ずつスタッフがセレクトした本を、まるで「お通し」のように紹介する。「ing.」では、それらの本を介して会話をしたり、感想を言い合ったりできるような、アウトプットの場となる空間づくりを目指している。BOOK BARの営業時間は20:00~24:00(LO.23:30)、定休日は日曜日・月曜日で、宿泊する人以外も利用できる。


客室は全32室、部屋タイプは以下の5種類から選択可能。価格は、スタンダードダブルルーム、スーペリアツインルーム、リラックスルームが1泊1名で6,000~1万2,000円程度、

MANGA ART ROOMが1泊1名1万5,000~2万円程度で都度変動する。


客室の中にも、スタッフセレクトのさまざまなジャンルの本が並んでいる。年代・性別問わず楽しめる話題書を中心に、仕事や恋愛、人間関係など、さまざまな悩みにアプローチすることができる本を用意した。さらに、それぞれのフロアにテーマがあり、その時の気分によってさまざまな階で本を選ぶことができる。



コンセプトルームとして、スマホを檻に入れて読書に集中できる「デジタルデトックスルーム」や、食にまつわる本やマンガが集まる「食について考える部屋」がある。また、期間限定コラボルームでは、9月1日~11月30日『ダンダダン』とのコラボを実施。今後も「本」を様々な角度から切り取り、コラボルームを実施していく。



また、以下の通りサービスも充実させている。


そのほか、事前アンケートの回答結果をもとに、スタッフが選書するブックマッチングサービス(無料)や、誕生日をイメージした文庫本を366冊並べおみくじ感覚で利用できる「366BOOKS…」(無料)のサービスも。さらに、タイトルを隠した本を4つのテーマから選び、コーヒーとチョコレートと共に味わえるブックペアリング(有料)、ブックコンシェルジュならではの視点で、普段読まない本に出会うきっかけを提案するブックカウンセリング(有料・11月~)など充実したサービスが揃う。



神保町ブックツアー(有料・11月~)では、神保町の街をスタッフと歩きながら、本屋さんにてオススメの本を提案する「ブックツアー」を開催予定。(安藤深月)