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新橋に「折りたたみ」「ハイエンドモデル」を扱う自転車専門店がオープン

2022年10月27日 07:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
ワイ・インターナショナルは10月21日、スポーツ自転車専門店「ワイズロード新橋店」をオープンした。スポーツ自転車の最新事情を交え、店の見どころについて話を聞いた。


○数万円から100万円超えハイエンドモデルまで



ここは東京・新橋。通勤・通学利用者で賑わう烏森口から徒歩約3分という好立地に、「ワイズロード新橋店」が誕生した。



売り場は地上1階、地下1階の2フロア。通路は広めに設置され、商品をゆったりと見られるように配慮されている。



地下フロアには、「PINARELLO(ピナレロ)」「Cannondale(キャノンデール)」「Bianchi(ビアンキ)」「TREK(トレック)」の車体から、ホイールの「MAVIC(マヴィック)」まで人気ブランドの専門コーナーがあるのが特徴だ。


このようなレースや大会に出るような本格的なロードバイクばかりではない。愛らしい折りたたみ自転車や、少ない力で速く走れる電動アシスト付きのスポーツ自転車まである。



価格でいえば、数万円で買えるものから、完成車で100万円、フレームだけで100万円といったハイエンドモデルまでと幅広い。



さらに「ガチ勢」のためのロードバイクに加え、オーバーホールなど各種メンテナンスを行う「Techセンター」もある。


○オンラインとリアル店舗の融合

ワイズロードは、ECサイト(ワイズロードオンライン)に注力しているが、自転車は現物を見たり、試乗・比較したりすることが欠かせない。



そこで、同店では「オンラインとリアル店舗の融合」を大きなテーマとした。



まず、「チャット接客」。ワイズロードオンラインでは、店舗スタッフにオンラインで質問できるようになっている。「スポーツ自転車に興味はあるけど、まったく知識がない」といった人から、自転車のカスタムやアップグレードを検討中の人までが、スタッフにコンタクトを取りやすいよう配慮している。



オンラインで対応するスタッフは実店舗でも接客を行うため、来店後のコミュニケーションもスムーズだ。



それから、ネットショッピングは楽しいが、自分が乗る自転車や自分が使うパーツなら、現物を手に取って確かめてみたいものだ。同店ではオンライン限定セール品、イベント販売商品を「店頭で実物が確認できるようにする」といった気の利いたサービスも行う。


さらに、「クリック&コレクト」(インターネットで注文した商品を店舗で受け取るサービス)による当日受け取りサービスも見逃せない。年内めどにスタートする予定で、ワイズロードの店舗としては初となる。

○ワイズロード新橋店の注目アイテム



1階は、イギリス生まれの折りたたみ自転車「BROMPTON(ブロンプトン)」と「BESV(ベスビー)」などで構成。フレームは鉄素材でスマートなフォルム。硬すぎないしなやかな乗り心地で、東京の都心の街乗りに向く。力や技術がなくても簡単に折りたためるギミックも、唯一無二の魅力だ。


さまざまなカラーバリエーションがあり赤が定番カラーだが、黒も人気が出そう。ブロンプトンは高価だが、予算を抑えたいなら「DAHON(ダホン)」が手頃。安価とはいえ普段使いには十分なスペックで、愛好者は少なくない。



こうした折りたたみ自転車は、本格的なロードバイクを買った人が2台目、3台目の普段使いの自転車として買っていく例も少なくない。



電動アシスト付き自転車も、都会向きのラインナップ。新橋のような都心でも、電動アシスト付き自転車は強力な味方となる。でも、ちょっと生活感が出すぎるかな……。という人には、こちら!


こう見えて、フレームの三角部分にバッテリーを内蔵した電動アシスト付きのモデルだ。オフの日は、サイクリングなどのレジャーも楽しめそう。


●information

ワイズロード新橋店

東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋 1F、B1


木村悦子 きむらえつこ 出版社勤務後、編プロ「ミトシロ書房」創業。紙・Webの企画・編集・執筆を行う。著書に『入りにくいけど素敵な店』『似ている動物「見分け方」事典』など。関心領域は、食文化・動物学・占いなど。 この著者の記事一覧はこちら(木村悦子)