入社して必ずしも希望の部署に入れるとは限らない。大阪府の30代後半男性（ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ／年収400万円）は
「配属ガチャというと軽く聞こえるのですが、私個人としては間違いなくあると言えます」
と自身の苦しい経験を語った。（文：谷城ヤエ）
キャリコネニュースでは「配属ガチャについて思うこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/XBP0NVJA
「1年ほど営業職をしていたが、結局ストレスでメンタルをやられ休職」
男性は、現在勤める会社に中途入社した際のことを語る。
「最初の配属先が求人広告で掲載されていたものとかけ離れており驚きました。具体的には求人広告ではコールセンターやヘルプデスクと書かれており、実際配属されたのは営業職でした。（かなりブラックな大手企業に派遣で行かされました）」
「会社なりの戦略はあったのでしょうが、営業職に配属するとわかっていたら、そもそも応募もしません。また、面接でもその様な説明は一切ありませんでした」
まるでだまし討ちのような求人だが、とりあえず受け入れて頑張ることにした男性。
「せっかく入った会社だからと半ば諦め、1年ほど営業職をしていましたが、結局ストレスでメンタルをやられ休職、現在はヘルプデスクの現場へ配置換えとなりました」
男性は結局限界を迎えてしまい、体調を崩してしまった。いまは希望していた職種に変われたものの、当初の「配属ガチャ」は大ハズレだったと感じていただろう。男性は最後に
「繰り返しとなりますが配属ガチャはあります！」
と強く訴えていた。
