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男たちの絆を描くオリジナルアニメ「AYAKA ‐あやか‐」上村祐翔、寺島拓篤ら出演

2022年10月26日 18:11  コミックナタリー

コミックナタリー

「AYAKA ‐あやか‐」ティザービジュアル
アニメ「K」で知られる作家集団GoRAとキングレコードがタッグを組むオリジナルアニメ「AYAKA ‐あやか‐」のプロジェクトが、2023年にスタート。メインキャストを上村祐翔、寺島拓篤、櫻井孝宏、梅原裕一郎が務める。

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「AYAKA ‐あやか‐」は七つの島が連なる“綾ヵ島”を舞台に、相棒、師弟、好敵手、兄弟という関係性と、それぞれに宿命を背負った男たちの絆を描く作品。児童養護施設で育った少年・八凪幸人(やなぎゆきと)が、亡くなった父の弟子だという傍若無人な青年・沙川尽義(さがわじんぎ)に、故郷の綾ヵ島へと連れ出されたことから物語が動き出す。シリーズ構成・脚本をGoRA、キャラクター原案をredjuice、監督を長山延好、キャラクターデザインを金子美咲、アニメーション制作をスタジオブランが務める。

ティザービジュアルには上村演じる幸人、寺島演じる尽義、櫻井演じる鞍馬春秋(くらまはるあき)、梅原演じる伊吹朱(いぶきあか)のメインキャラクター4人が描かれた。ティザーPVも公開され、生まれつき水を操る能力を持つ幸人が水中で漂うシーンや、綾ヵ島に向かう幸人と尽義、人型の式神で幸人の帰還を知る春秋、再会した幸人に「10年ぶりか」と声をかける朱の姿などが収められている。

プロジェクト開始に合わせ、アニメ公式サイトとTwitterも開設。公式Twitterでは上村ら4人のサイン入り色紙を4日連続、各3人にプレゼントするキャンペーンがスタートした。



■ GoRAコメント
とうとう発表になりましたね。いやあ、待ち遠しかったです。アニメ「K」以来、約十年ぶりにGoRAプロジェクトとして世界観、キャラクターの設定から始まる原作、脚本を手がけさせて頂いたオリジナルアニメになります。合宿を何度も重ねて、脚本は完全に完成しています。他の作業も全て順調です。牧歌的な島と不思議な術と家族と確執の物語です。「K」やGoRAプロジェクトの他作品を好きでいてくださる方、きっと楽しんで貰えると思います。どうかご期待ください!

■ 上村祐翔(八凪幸人役)コメント
□ 台本を読んだ感想
綾ヵ島という独特の空間の設定が面白く、幸人たちの暮らしを想像すると心躍るものがあります。「次はどんなことが起きるんだろう?」「この人は誰なんだろう?」とワクワクする要素がたくさん詰まっているので、台本を読み進めるのがとても楽しいです。また、幸人の成長物語でもあるので、あたたかく見守る島民達の支えをもとに、彼がどう変化していくのかも楽しみに読ませていただいています。戦闘シーンもそれぞれ個性が出ていて注目ポイントですね。

□ 演じるキャラクターの印象と意気込み
幸人は、自分の能力が原因で人との触れ合いを諦め、心を閉ざしてしまった少年です。そんな彼が型破りな尽義をはじめ、魅力あふれる登場人物との出会いを通して、かつての彼らしさや新しい自分を見つけていきます。少しずつの変化を大切に演じようと思っているので、人との距離感や喜怒哀楽の振り幅を微調整しながら演じています。掛け合いの中で生まれる『AYAKA』らしいあたたかな雰囲気が好きなので、幸人の成長を楽しく演じていきたいです!

■ 寺島拓篤(沙川尽義役)コメント
□ 台本を読んだ感想
これまでGoRAさんが展開してきた作品を、一視聴者として楽しませていただいてきましたが、その魅力は設定の作り込みだと感じています。今作でも、我々がいる世界と似た世界観に尽義たちが使う力やミタマのような不思議な存在が組み合わさることで、とてもワクワクできる作りになっています。
オリジナル作品なので、我々声優陣もこの先の展開をまだ知らず、台本をいただくのが毎回楽しみです。

□ 演じるキャラクターの印象と意気込み
現状ただの酔っぱらいです。沙川尽義として初めて声を出してから今に至るまで、9割くらいが体内にアルコールを入れた状態という信じがたい展開に驚いています(笑)
幸人にとって必要なことも話してはいますが、ちゃんと届いてるかどうか…このあとどうなるかはまだ未知数ですが、今のところは幸人にもご覧の皆様にも「嫌だなぁこの人…」と思われるような酔っぱらい方を表現できるよう頑張りたいです。

■ 櫻井孝宏(鞍馬春秋役)コメント
□ 台本を読んだ感想
世界観と独特なテンポ感を感じる作品です。レトロな装いといいましょうか、ふんわり漂う不思議な懐かしさを楽しんでます。
ポップで軽やかなキャラクターたちの織りなすあやかい物語、ぜひお楽しみください。

□ 演じるキャラクターの印象と意気込み
鞍馬春秋は飄々としていて、内面の見えにくい人物。
年長者の装いで、やや上位の存在なのですが、そう感じさせないのんびりした雰囲気が魅力です。
それは同時に謎めいてるとも言えるので、キャラクターの特性を活かした表現ができたらと思っています。

■ 梅原裕一郎(伊吹朱役)コメント
□ 台本を読んだ感想
日本の架空の島でミタマと呼ばれる存在があり、悪さをするアラミタマになってしまったものを鎮める人たちがいる。と聞くと難しい話な気がしますが、陰陽師のようなものだと理解すれば、ア二ミズムが根付いている日本人に馴染み深いものだと感じました。
また、龍の暴走による火山の噴火という、ある種の大きな災害というものを経ているというところも、共感できる部分でした。
登場するキャラクターたちも個性豊かで、それぞれの思惑や思想を持って生活しているので、リアルに感じました。

□ 演じるキャラクターの印象と意気込み
演じさせていただく伊吹は、根底に怒りがあり、目的のためには手段を選ばない姿は心配にもなりますが、かっこよさを感じる部分でもあります。
強い信念を持っているが故の危うさが彼の魅力なのではないでしょうか。
幸人が島に戻ってきたことにより、彼がどう変わっていくのか、鞍馬との関係性なども気になるところが多いキャラクターです。
彼の心にある怒りや悲しみを全力で演じさせていただきます。

(c) GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA