ある程度収入が高い人でも、「貧乏性」を自認し節約にいそしんでいる人は少なくない。年収800万円だという40代後半の女性(京都府/医療・福祉・介護)は、
「子どもが大学生になり下宿を始めたのを機に、自宅の固定電話は解約、インターネットも有料テレビも解約した」
と家計費用を大胆に削減。その他、思いつく限りの節約方法を挙げてくれた。
社食に白ご飯を持ち込み、200円のおかずで済ます
「移動は基本的に自転車。出掛けた時も電車2駅くらいまでは徒歩」
と明かす女性。日々の買い物で心掛けているのは次のようなことだという。
「スーパーで値引きシールが貼られたり、パンが割引になる時間になってから行く」
「家電は買うものを決めてから、ネットショッピングで一番安い店を探し、ポイントアップの日を待って購入」
「職場の食堂はランチが500円前後だが、白ごはんを自宅から持参し、200円分のおかず(100円のを1つと50円のを2つ)で済ませている」
便利な社食を利用しつつ、食費削減にも励んでいるようだ。スマホ利用も気をつける点があり
「スマホは楽天モバイルで、20ギガを越えないように、データー利用量を確認しながら使っている」
「ポイ活をしているが、基本フリーWi-Fiのところで、動画を見るようにしている。Tポイントを貯めて、日用品はウェルシアの日に1.5倍で使用して購入」
と綴る。楽天モバイルは20ギガ未満で税別1980円、動画視聴でポイントが貯まるサービスもあるが、それでギガを使ってしまっては意味がないためフリーWi-Fiは必須だろう。
また夫婦で外食を楽しむこともあるが、
「夫と2人で夕食を外食する時は1人500円前後。クーポンやお得な日、お得な曜日で選んでいる。とん一は水曜日にかつ丼(税込500円)、王将は餃子一人前無料(公式アプリのクーポン)、丸亀製麺の日(毎月1日)に釜揚げうどん半額など」
「月に数日は覆面調査も行い、無料で飲食し更に報酬ももらっている」
と予算を決めてお得に利用していることがうかがえた。