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スーパー耐久が2023年のカレンダーを発表。全7戦は今季同様も最終戦の舞台は富士に

2022年10月24日 16:21  AUTOSPORT web

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2022年の『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』を前に行われた集合写真
10月24日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookを運営するスーパー耐久機構(S.T.O)は、2023年のスーパー耐久のシリーズカレンダーを発表した。全7戦が予定されており、富士スピードウェイで年間2回開催が予定されている。

 スーパー耐久は近年非常に多くのエントラントで賑わい、プロとアマチュアが腕を競い合うレースとして盛況となっているほか、2021年から新設されたST-Qクラスを使い、多くの自動車メーカーが加わり車両開発への実験場としての側面もみせている。

 そんなスーパー耐久は2022年から1ラウンド増え全7戦で開催されてきたが、発表された2023年のカレンダーも全6サーキット/7大会がスケジュールされた。例年同様、開幕前に富士で公式テストが行われ、開幕戦はお馴染みとなりつつある鈴鹿が舞台となる。

 その後日程調整中ではあるものの、もう一度公式テストが富士で行われ、第2戦は6回目となる24時間レースが富士で開催される。獲得ポイントも大きく、シリーズの重要な一戦として捉えられているとともに、初夏のお祭りとしても定着しつつあるレースだ。

 第3戦から第6戦までは2022年とほぼ同じ日程、コースが続いており、スポーツランドSUGO、オートポリス、モビリティリゾートもてぎ、岡山国際サーキットと転戦する。コース長が短いSUGO、岡山は3時間レース×2、オートポリス、もてぎは5時間レースが予定される。

 2022年と異なるのは最終戦だ。2022年は鈴鹿が舞台となっていたが、2023年は富士スピードウェイでの最終戦がスケジュールされた。レース距離は調整中ながら4時間となっている。2022年は9月9~11日のWEC以降富士でビッグレースがなかったことから、首都圏のファンにとっては嬉しい開催となりそうだ。

スーパー耐久シリーズ
2023年開催スケジュール
RoundDateCircuitFormatTest2月23日富士スピードウェイ公式テスト13月18日~19日鈴鹿サーキット5時間×1レースTest日程調整中富士スピードウェイ公式テスト25月26日~28日富士スピードウェイ24時間×1レース37月8日~9日スポーツランドSUGO3時間×2レース47月29日~30日オートポリス5時間×1レース59月2日~3日モビリティリゾートもてぎ5時間×1レース610月14日~15日 ※2岡山国際サーキット3時間×2レース711月18日~19日富士スピードウェイ4時間(調整中)×1レース
※1 今後、国内主要レースの日程が変更された場合は変更の可能性がある
※2 第6戦岡山大会の日程は10月21日~22日へ変更の可能性がある