食物アレルギーを持つ人に、根拠のない持論で飲食させることは、あまりにも無責任で危険な行為だ。身内にそんな人がいたら不安しかないだろう。
卵アレルギーの子どもと実家へ帰省した40代前半の男性(滋賀県/営業/年収450万円)は、そのとき母親から信じられない扱いを受けたことを明かした。(文:永本かおり)
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食べられない人間は「二度と我が家に来るな」
男性はお盆で実家に帰省したとき、母親に対して「食事の際に子どもは卵の食物アレルギーがあり、食べさせないようにお願い」したという。
アレルギーの食べ物を自己判断で摂取することは、命に係わる危険もある。ところが、母親はそうした認識がまったくなかったようで
「アレルギーは食べることによって耐性が鍛えられるから何でも食べないと弱い子どもになる」
と反論してきた。男性は「病院で検査した上で食物除去の指導を受けてるから気にかけて欲しい」と伝えたが
「『そんな人間は来て欲しくない。二度と我が家に来るな』と猛反発」
されてしまった。母親の対応に男性は、
「呆れてその場は帰りましたがそれ以来全く連絡は取っていません」
と、残念な結果に至ったことを綴っていた。