年収が1000万円を超えていれば、スーパーで値引きの刺身など買わなくてもいいようなイメージがある。しかし、
「生活必需品は最低限の物。健康に関わらない物は破れていても気になりません」
と語るのは、年収1200万円の50代前半の男性(神奈川県/企画・マーケティング・経営・管理職)だ。キャリコネニュースの「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにしたアンケートに、自身の貧乏性ぶりを明かしてくれた。(文:okei)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「捨てるのもお金が掛かる時代、必要無いものは最大の無駄」
男性は、「心地よく暮らすための物は価値よりも安く(交渉、セール品、徹底的に比較)購入します」として、次のようにマイルールを明かす。
「何よりも価格に惑わされず、商品そのものの価値を見て、価格検討して、その物を迎え入れるか(どのくらい心地よくなれるのかによって)決定します。 捨てるのもお金が掛かる時代ですから、必要無いものは最大の無駄と考えています」
安易にセール品に飛びつき無駄なものを買わないよう、細心の注意を払っている様子だ。
「私はスーパーのお造りなど4000円もしていて、買える人なんて一人も居ないのではないかと思うのですが、セールにもならず売れているようで、驚きます」
とはいえ大好物となると割引されていれば心が動くようで、自身が「最も貧乏性だと最近感じた事柄」を、こう振り返った。
「スーパーで安売りの時間帯を狙って大好きなお造りを待ちに待って、ようやくセールシールが貼られた瞬間に目の前で他の人にタッチの差で持っていかれてしまいました。高いお造りは残っています。ですが、さすがに目の前で安かった商品があったのを見てしまうとそれは買えず諦めてしまいました」
男性は「でもそんなに食べたいなら買えば良かったのかなぁ」と付け加えていた。