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職場でファストファッションを着る女性教師、生徒には人気も賛否(スコットランド)<動画あり>

2022年10月21日 22:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

職場でファストファッションを着る女性教師(画像は『Victoria 2021年9月11日付TikTok「This week’s lilac teacher fits」』のスクリーンショット)
スコットランド在住の20代前半の女性教師は今から2年前、「教師の服装」をテーマにTikTokやInstagramに写真や動画の投稿を始めた。ファストファッションを上手くアレンジした女性の服装は生徒には大人気だというが、「まるで高校生」「ドレスコードはないの?」など眉をひそめる人も少なくないようだ。『The Sun』などが伝えた。

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スコットランド、ファイフに住むビクトリア・レンウィックさん(Victoria Renwick)は、日本の中学校と高校を合わせた期間にあたるセカンダリースクール(中等教育)で生物学を教える教師である。

「おしゃれが大好き」というビクトリアさんが教職に就いたのは今から2年前のことで、ほぼ同時期に「教師の服装」をテーマに「今週はこんな服を着てみたの!」などとSNSへの投稿を始めた。


ビクトリアさんが着用するのはファストファッションの「Primark」「ZARA」「H&M」「ASOS」「PrettyLittleThing」といった手頃な服がほとんどで、1週間のテーマの色を決め、週末に翌月曜~金曜までの服のアレンジを考えておくという。服は鮮やかで目を引くものが多く、乙女チックなドレスもあればシックなスーツもある。


そんなビクトリアさんのSNSには、「あなたのような教師がいたら最高!」「なんて可愛いの!」「どこで買ったのか教えて欲しい」「生徒が喜びそう」「ゴージャス!」「とても似合っているわ」といった声が数多く寄せられており、TikTokの動画の再生回数が160万回を超えたものもある。


しかしその一方で、「この服装で子供たちを教えているの? ドレスコードはどうなっているの?」「教師として相応しくないのでは?」「鼻ピアスをしているようだけど、何も言われないの?」「スカートが短すぎる」「あなたの服装はうちの学校では絶対NG。クビになるわ」「私も教師。膝丈よりも短いスカートとレギンスで学校に行ったら、帰宅するように言われたことがある」「これを着ているのが16歳の高校生だったら可愛いと思う。でも成人でしょう? 大人になって!」「バーをはしごできそうな服もある」「ノースリーブもNGだし、露出度が高すぎる」といったコメントも多数見られ、賛否が分かれた。


これに対しビクトリアさんは「スコットランドのほとんどの学校では、教師がピアスやタトゥー、メイクをしても問題ないし、短いスカートを穿いている教師はたくさんいるわ。だってこれは表現の自由でしょう! だらしない服でなければ大丈夫! それに生徒は、私のその週のテーマや色にすぐに気付いて褒めてくれるのよ」と気にする様子もなく、SNSの更新を続けている。



画像は『Victoria 2021年9月11日付TikTok「This week’s lilac teacher fits」、2021年12月8日付TikTok「Last week’s Black and White teacher outfits」、2021年11月6日付TikTok「Purple vibes for teacher outfits this week」、2021年11月13日付TikTok「My week of teacher outfits- blue week」、2021年9月25日付TikTok「Obsessed with heel flicking and hair touching」、2022年10月2日付TikTok「Another week of teacher fits」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)