ヨウジヤマモトが14年の時を経て心斎橋に路面店オープン　即完シュプリームコラボも展開

ヨウジヤマモト社の数あるブランドを一堂に集積した世界初の複合ストア「WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO OSAKA」が、大阪心斎橋に10月22日オープンする。「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」「ヨウジヤマモト プールオム（Yohji Yamamoto POUR HOMME）」「パワー オブ ザ ホワイト シャツ（power of the WHITE shirt）」「ディスコード ヨウジヤマモト（discord Yohji Yamamoto）」「ワイズ（Y’s）」「ワイルドサイド ヨウジヤマモト（WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO）」「サイト（S'YTE）」「リミフゥ（LIMI feu）」と、「グラウンド ワイ（Ground Y）」を除く全てのヨウジヤマモト社ブランドがラインナップ。オープン時には大半の商品が15分で完売したという「シュプリーム（Supreme）」とのコラボレーションコレクションも販売する。

　同店は1983年にオープンし、2008年に閉店したヨウジヤマモトの直営店があったビルを一棟使用。直営路面店「Yohji Yamamoto 2」の店舗デザインを手掛けた野村訓市がそのビルの特徴を活かしつつ、吊り式のハンガーをグリッドで見せるなど自由に売り場を変化させることができる設計に仕上げた。野村訓市は「心斎橋の裏道にできたこの店舗が、 Yohji Yamamotoの世界感を多面的に感じることのできる、 今後のブランドの指針となる店舗になればと思っています」とコメントしている。
　売場面積約110坪の店内は4フロアに分かれており、1階では今年新たに立ち上げたワイルドサイド ヨウジヤマモトと初の常設展開となるオフィシャルウェブストア限定ブランドのサイト、ホワイトシャツを展開するパワー オブ ザ ホワイト シャツを販売。山本耀司の愛犬である「凛」をモチーフとしたTシャツやフーディー、 スケートボードといった限定アイテムを扱うほか、フーディーやレザージャケットなどシュプリームとのコラボアイテムを用意する。また、展示されているボディは小木“POGGY”基史がディレクションし、入口右手上部にはニューヨークの伝説的なクラブ「パラディウム（Palladium）」に着想を得たLEDパネルが設置され、写真家Takayが撮影したヨウジヤマモトの写真を映し出す。

　2階ではヨウジヤマモト、ディスコード ヨウジヤマモト、リミフゥ、3階ではワイズ、4階ではヨウジヤマモト プールオムを展開する。松重豊や伊原剛志などがショーモデル出演して話題を集めたヨウジヤマモト プールオムの2022年秋冬コレクションは既に全国で品薄状態となっているが、同店では特別に豊富なラインナップで展開する。
　またデジタル施策にも力を入れている。店内にはビーコンを設置してオムチャネル化を推進。今後はショールーミング形式での販売も計画しているという。


■WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO OSAKAオープン日時：10月22日（土）AM11:00住所：大阪府大阪市中央区東心斎橋1-19-15営業時間：11:00～20:00問合せ先：ヨウジヤマモト プレスルーム TEL 03-5463-1500