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セレクトショップ「カンナビス」がワンオーから独立、記念アイテムを発売

2022年10月20日 16:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

オンラインストアリニューアル記念アイテム

Image by: CANNABIS
原宿のセレクトショップ「カンナビス(CANNABIS)」が、コミュニケーションエージェンシーのワンオー(ONEO)から独立した。カンナビスの早坂向日葵と畑中良太が新会社としてYELLOW BUSHを設立。10月22日13時にオンラインストアをリニューアルし、記念アイテムを発売する。

 カンナビスは、「音楽・ファッション・アートを切り口にアウトサイダー(異端児)達の集まる場所」をコンセプトに2000年にオープン。「ベッドフォード(BED j.w. FORD)」や「リトルビッグ(LITTLEBIG)」「シュープ(SHOOP)」「アレッジ(ALLEGE)」「セファ(Séfr)」「マリアーノ(MAGLIANO)」「エイティーズ(EYTYS)」といったブランドを取り扱っている。これまで運営していたワンオーは、PRを中心にコンサルティング業務や、イベント企画・制作業務、映像企画・制作業務などを行っており、店舗事業ではカンナビスのみ展開してきた。早坂は独立について、「会社として当たり前なことですが、お金を出してもらって服を買い付けるという仕組みでは、消化率や売上だけで判断されて制限されることが多かった。自分たちのお金で服を買い付けて売るということこそ私たちとお客様の距離感を最大限に活かす方法だと考えた」とコメントした。
 新会社の設立日は2022年6月10日。社名は、植物の集合体という意味がある「BUSH」と、ひまわりを象徴するカラーの「YELLOW」を組み合わせ、早坂向日葵の「ひまわり」と畑中良太の「畑」による「ひまわり畑」を連想してもらえるようにと命名したという。今後はオリジナルブランドの「サベージ(SUBAGE.)」の再始動を視野に入れるほか、ポップアップイベントを開催できるスペースを設けるなど店舗面積の拡大を目指す。
 オンラインストアのリニューアル記念では、ロングスリーブTシャツ(6600円)とサコッシュ(1万3200円/いずれも税込)の2点を用意。ロングスリーブTシャツは、タトゥーアーティストのItsukiによるカンナビスをイメージしたグラフィックを蓄光プリントで施し、ニットブランド「ハンドジョブ(HAND JOB)」とコラボしたサコッシュは中枢神経系に存在するグリア細胞の「アストロサイト」をイメージしたデザインをあしらった。

■CANNABIS住所:東京都渋谷区神宮前5丁目17-24 CAT STREET BUILDING 3階公式オンラインストア(10月22日13時開設予定)