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PS5、みんなまだ欲しいですか? 手に入らないうちに興味が薄れた人もいるのでは

2022年10月20日 13:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ソニーの誇るゲームハード、プレイステーションシリーズ。現行最新ハードとなるPS5が発売されたのは、2020年11月のこと。リリースからもう2年が経過しようしているが、少なくとも日本国内に関しては、転売屋の横行や抽選販売だので、「ゲームは好き。ソニーも好きだけど未だにPS4が現役」という人を大量に生み出すことになった。中でも転売屋の存在はきっとソニーも頭を抱えていることだろう。

僕も当初は「絶対欲しい」とか思ってたけど、なかなか現物を手にするチャンスもないまま、徐々に「まあ、別にPS5でしか味わえないゲーム体験みたいなものがないし」と思うように。今もPS4を愛用している。(文:松本ミゾレ)

「もはや欲しいと言ってる人も居ないし、アンチに叩かれることすら無くなった」

先日、5ちゃんねるに「プレステ5って完全に売り方失敗したよな」という、あんまりなタイトルのスレッドが立っていた。スレ主はその理由について、こう主張する。

「もはや欲しいと言ってる人も居ないし、アンチに叩かれることすら無くなった」

アンチ云々は分からないけど、欲しいと言ってる人は普通にいるので、あくまでもこの人の極端な解釈によるものだろう。以降、スレ主の書き込みは見当たらないのでいわゆる立て逃げというヤツだ。

僕自身は、あれば買うけど、わざわざ抽選に参加してまで欲しくもない。そこまでの熱量はない。ましてや転売価格で購入するほどでもないという感じかな? 同じようなスタンスの人もいるんじゃないだろうか。

前項で紹介したスレッドには、PS5に対してちょっと辛口な消費者目線の書き込みも見られる。いくつか引用させていただきたい。

「買えないのに増産とか値上げとかちゃんちゃらおかしいんですよ」
「品薄解消する前にオワコンになった感はあるよな、4との世代交代も出来てなくていつまでも同時発売してるし」
「そもそも専用タイトルが未だにない時点で色々おかしい」
「たまたま抽選あたって持ってるけど置物になってる。プリインのロボットゲームは面白かった」

Googleのサジェストなんか見ても、上位には「プレステ5 抽選」や「プレステ5 買えない」が並んでいる。加えてPS4ソフトからのアップグレードが可能なタイトルばかり発売されるのも、なおさら「じゃあ現状PS4でいいや」という意識を植え付けてしまってる。ロード時間が短縮されるなど、同じタイトルでもPS4とPS5とでは快適性が違うなんて話も聞く。でも、もう十分ロード早いしなぁ……。

単純に、PS5じゃないとできない体験みたいなものの訴求力がイマイチ消費者に伝わってないのもあると思う。映像表現に関しては、ぶっちゃけ僕なんかPS3レベルでも「凄い!」ってなっちゃったし、それ以上の緻密さをあんまり求めてない。ゲームとして面白いかどうかの方が気になっちゃう。面白ければロードがクソ長くても遊ぶし。

ハードを所有すること自体に価値があるという考え方もあるし、それもある程度理解できるんだけど、いかんせん滅多に出会えないハードなので、大半のゲームファンは所有を諦めちゃうよね。日本市場を重視してないってことなんだろうけど、それにしてもなんとかならないのだろうか。