トップへ

派遣先を1ヶ月半で辞めた男性 「お前も辞めさせてやる」とキレ散らかす上司に疲弊

2022年10月20日 06:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

派遣社員として働く人たちから、契約期間もそこそこに退職を決めたエピソードが寄せられた。バスタブやトイレを製造している工場に派遣されていた30代男性(静岡県/年収300万円)は、初日から耳を疑う発言を聞かされたという。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「所詮派遣は奴隷以下なんだと痛感した」

「自分が所属することになった部署の上司に現場を案内してもらう時、まだ会って数分も経っていないのに『自分は今まで派遣社員を何百人も辞めさせてきた。お前も同じように辞めさせてやる』と言われた。勤務初日に、その人と会うのも初めてなのに非常に驚いた」

こう振り返った男性。実際に仕事を始めると「あることないこと難癖をつけてきて、2か月ごとでの更新だったが、1か月半で辞めることにした」という。

退職したことに対しては「満足」と綴るも「所詮派遣は奴隷以下なんだと痛感した」と落胆した様子で綴っている。しかし理不尽に脅してくる上司がいる職場は、たとえ正社員でも安心して働ける環境ではなかっただろう。

このほか、50代女性(兵庫県/年収200万円)は、

「全体的にみんなイライラしている。『正社員は使えないから』という理由だけでベテランパートさんに派遣社員のシフトを組ませている。仕事のスピードも異常に速いのに、皆辞めたくないから文句言わずにいます」

と職場の雰囲気の悪さを明かし、7か月勤務した職場を離れることを綴っていた。