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横浜ゴム、アジアクロスカントリーラリー2022に参戦する青木拓磨、塙郁夫にタイヤ供給

2022年10月19日 13:51  AUTOSPORT web

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青木拓磨がドライブするトヨタ・フォーチュナー1号車。青木は2007年から横浜ゴムとともAXCRに参戦し、今回で13回目。2011年には総合3位を獲得した。
10月17日、横浜ゴムは来月21~26日に開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリー2022に参戦する青木拓磨と塙郁夫に、マッドテレーンタイヤ『ジオランダーM/T G003を供給すると発表した。

 AXCRは、FIA国際自動車連盟の公認を受けたクロスカントリーラリーのひとつだ。その格式は“世界一過酷なレース”とも称されるダカールラリーと同じ。11月21日に開幕する2022年大会は、新型コロナウイルスのパンデミック発生により過去2大会が中止となったため、実に3年ぶりの開催となる。

 ラリーのスタート地はタイのブリーラム。競技者たちは4日間ブリーラムを拠点にラリーを戦い、5日目に隣国カンボジアへ移動する。最終日の6日目はアンコールワット観光の拠点であるシェムリアップを拠点に最後の戦い繰り広げる予定だ。

 約1700kmに及ぶクロスカントリーラリーのステージは、山岳部にジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなど多岐にわたる。

 そんなアジアクロスカントリーラリーに、元GPライダーで今年13回目のAXCR挑戦となる青木と、日本を代表するオフロードレーサーの塙が“FORTUNER GEOLANDAR Takuma-GP”から参戦する。両選手がドライブする車両はTOYOTA GAZOO Racingインドネシア、およびTCDアジア・パシフィック・インドネシアのサポートを受ける、同チームの『トヨタ・フォーチュナー』だ。

 横浜ゴムはこの2台のフォーチュナーにSUV/ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ『ジオランダーM/T G003』を供給。オフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに優れたロングライフ性能を追求したタイヤで、ふたりの日本人ドライバーの戦いを足元から支えていく。なお既報のとおり、同社は増岡浩が率いるチーム三菱ラリーアートにもタイヤ供給を行う予定となっている。

■FORTUNER GEOLANDAR Takuma-GP in AXCR 2022
https://youtu.be/t5XHYQNiTYo