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更年期女性に捧げる香水「ポーズ」が誕生 ノーズショップで発売

2022年10月19日 13:32  Fashionsnap.com

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オランダ発で、現在はニュージーランドを拠点とする「アベル(Abel)」が、更年期を迎える女性に捧げた香水「ポーズ(Pause)」(30mL、税込1万7600円)を、世界メノポーズデーの10月18日に発売した。ニッチフレグランスのセレクトショップ、ノーズショップ全店とオンラインストアで取り扱う。

 世界メノポーズデーは、1999年に開催した第9回国際閉経学会で定められ、更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日としている。メノポーズは「更年期」を意味し、閉経の5年前から5年後までの約10年間を指す。ノーズショップが行った更年期にまつわる意識調査によると、ネガティブなイメージを抱えている人が多く、これから更年期を迎える女性もただ待つことに大きな不安を感じている結果となった。また社会的にオープンに話せるような理解が進んでいないため、窮屈な思いをしている人も多いという。こういった背景から、ポーズの取り扱いを開始した。
 ポーズは、女性に訪れる変化が前向きな一時休止(Pause)であり、意味のある場所への変わり目と捉え、これからの人生も“自分のものである”という自信や休息を届けることを目的に制作。更年期を迎える女性や社会への問いかけとして、香りを通じて前向きなメッセージを発信する。トップにヴァイオレットリーフ、ボディにはミモザとナルシサス、ベースにヘイを加えた精神的な悩みを抱える女性に寄り添うようなブレンドで、女性が年齢を重ねることを祝福する香りに仕上げた。この香水を通じて、メノポーズについての対話を生むきっかけや、社会に前向きな変化をもたらすことを目指す。
 アベルは、2013年にワイン醸造家のフランシス・シューマックがオランダ アムステルダムで設立。ワインのように「生きている香水」をつくることを掲げ、オーガニック原料と天然単離香料だけをブレンドした100%ナチュラルの香水を制作する。香りをまとう人の肌や体温との化学反応によって香り方が異なり、ホリスティックな香りが続く。

■アベル:ノーズショップ公式オンラインストア FASHIONSNAPでは、ビューティ/ウェルネス専用のInstagramとTwitterも更新中。新作や最旬トレンドのほか、記事には載らない情報もお届けしています。ぜひチェックしてみてください!■Instagramhttps://fsna.co/UrR■Twitterhttps://fsna.co/Be8