地方在住のキャリコネニュース読者から、困窮を訴える投稿が複数寄せられている。
宮崎県在住の女性（30代前半／その他／未婚）は現在、契約社員として働いている。女性は手取り12万円で、「田舎でこの手取りは多いほうだと思う」と言うが、
「困っていること……高くてフルーツも食べられない」
と悩みを綴っていた。さらに仕事や将来の見通しについては「まったくなし」と投げやりだ。（文：福岡ちはや）
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
「手取り額は12万3000円、入社時とほとんど変わっておりません」
秋田県在住の20代後半男性（正社員／未婚）は「手取り13万5000円。運送業してますが、仕事量と距離的にもっと（給料を）もらってもいいと思っています。ボーナスもないし」と不満をもらす。もちろん地方在住だろうが、支出はしっかり発生する。男性は、
「支払うお金は多いです。たとえ地方でも、月18～20万円はもらわないと暮らせない世の中だと思います」
と切実に訴えた。同様に秋田県在住で20代前半の男性（メーカー系／正社員／未婚）は、
「入社4年目です。手取り額は12万3000円、入社時とほとんど変わっておりません」
「今の仕事内容は嫌いではないですが、この会社にいてもまったく給料が増える見通しがなく、将来について考えることもできておりません」
と打ち明ける。また、日頃の生活感については、
「田舎ですので家賃はそこまで高くないですが、それでも貯金をしている余裕もなく、日々の生活でいっぱいいっぱいです」
と明かしており、かなり切羽詰まっているようだ。現状を変えたい思いはあるようだが
「転職活動は行っていますが、流行り病の影響もあってか良い条件の求人は少なく、競争率も高いです」
と地方の転職市場の厳しさを綴っていた。
