病院やお店など建物に入る前の検温は日常的になった。しかし実際に発熱で入店拒否されることは珍しいのではないだろうか。キャリコネニュースで「会社やめよう」と思った瞬間のエピソードを募集したところ、接客業の20代前半の女性(静岡県/サービス・販売・外食/年収250万円)から
「毎日来店されるお客様の体温を検温機で計っています。しかしある日お客様の体温を測ったところ37.6度でした」
という体験談が寄せられた。(文:okei)
キャリコネニュースでは「『この会社やめよう』と思った瞬間」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HZU4I2D3
「こんなことで怒る店長がいる所で働きたくない」
検温で「37.5度以上」の発熱があれば、入場を断るとしているところは多い。しかしサービス業ではすぐにダメとも言いづらいだろう。女性は測り直しをしてみたが……。
「機械の間違いかなと思い3回やったが変わらず37.6度だったため店長に報告しました。店長に『もう1回測ってきて』と言われたのでもう一度測って来ました。すると37.5度になっていました」
1度下がったものの「店の体温の基準は37.5度以上は入店できない決まり」だったため、「無理だな」と思った女性は再び店長に報告。すると
「『下がったじゃん!!行けるじゃん!!』と何故か私が怒鳴られました。1度下がったのは機械の問題だと思うし、下がったと言われても基準は37.5以上はダメだし、こんなことで怒る店長がいる所で働きたくないなと思いました」
怒鳴り声は店内に響き渡ったようで、女性は「周りで聞いてた先輩や同期達もなぜそれだけで怒られてるのか不思議におもってました」と呆れたように綴っていた。