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小中学生のタイピングスキル、6800人調査の平均入力文字数は?

2022年10月18日 17:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
ミラボは10月11日、教育ネットと共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第1回全国統一タイピングスキル調査」の調査結果を一部公開した。調査は6月~7月、小学1年生~中学3年生6,813人を対象に行われたもの。


まず、学年別での1分間あたりの入力文字数においては、学年が上がるにつれ増加の傾向にあることが分かった。



小学校5年生では49.2文字で、中学校2年生では60.4文字。文部科学省が2015年に実施した「情報活用能力調査」の結果(小学校5年生は5.9文字、中学校2年生は17.4文字)と比較しても、大幅に入力文字数が増えている。

また、入力文字数(日本語)50文字以上の各学年の割合の結果では、小学6年生以上で過半数を超える結果となっている。


一方で、1分間あたりの正しい入力文字数が少なく、入力速度が遅い児童生徒が一定数いる事も明らかとなり、タイピングスキルは個人差が大きい事も分かった。同社では、苦手意識を持つことなく、スムーズにスキルを向上させることが課題であるとしている。(フォルサ)