初任給で手取り20万円を切る求人は珍しくないが、サービス系の会社で働く40代後半の男性(青森県/正社員/未婚)は、
「一人暮らしは手取り20万円もらってなきゃ無理。10万円貯金するのに10年かかります。ダブルワークしなきゃ無理ですね」
と断言する。そんな男性は手取り12万5000円。年収はおよそ200万円と回答しており、「こういう状況を政治家さんたちはどう思ってるんでしょう?」と疑問を綴った。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
「助けてください。体力もストレスも限界です」
同じく40代後半で「手取り15万円」の男性(青森県/サービス系/正社員/未婚/年収200万円)も、「家賃、光熱費、生活費、食事代、病院代……絶対足りません」と悲鳴を上げる。
「(生活費が)足りないので夜はアルバイトに行ってます。正直、45歳にもなれば疲れます。いつまでこんなダブルワークしなきゃ生きていけない生活をしなきゃいけないのか不安です。一切働かないで生活保護もらってるほうが、よっぽどいい生活なんじゃないか?とも考えます」
しかも驚くべきことに、手取り15万円はマシな月の話だそうで、男性は「ヒマな月は手取りで8万円くらいです」と打ち明ける。どういう給与体系になっているのか、たしかにこの収入ではダブルワークしなければ生活できないだろう。男性は、
「助けてください。体力もストレスも限界です」
と切実に訴えていた。