谷口ジローの作品集「野生の中へ 谷口ジロー狩猟短編傑作集」が、本日10月17日に発売された。
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「野生の中へ 谷口ジロー狩猟短編傑作集」は谷口が1970年代から2000年代にかけて狩猟をテーマに描いた作品を収録したもの。1978年に発表された樺太の猟師と日本人女性のサバイバルを描いた「西風は白い」のほか、「ユーカラの森」「枯柴灘(かれきなだ)」「鷹」「森へ 岩の蹄」「山へ」「凍土の旅人」の7作品が収められた。また巻末には「西風は白い」の脚本を担当した関川夏央による解説を収録。関川は「この作品が彼のキャリア後半に力を入れた山岳マンガ、 動物マンガの事実上の出発点となった」と語っている。