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ジャスティン・ビーバー、妻・ヘイリーを侮辱、挑発するカニエ・ウェストに大人の対応「人種差別は悪」

2022年10月17日 18:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カニエにファッションで反応したジャスティン・ビーバー
パリ・ファッションウィーク(パリコレ)で「White Lives Matter(白人の命は大切)」のTシャツを着用したカニエ・ウェストは多くの批判を受けている。カニエは批判した者達に容赦なく噛みつき、ジャスティン・ビーバーの妻ヘイリーもカニエの攻撃を受けた1人である。そんな中、ジャスティンが「Racism Is Evil(人種差別は悪)」のパーカーを着ている姿が目撃された。ジャスティンはファッションを通し妻を侮辱したカニエへメッセージを送ったようだ。

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現地時間14日、「Racism Is Evil(人種差別は悪)」と印字されたパーカーを着たジャスティン・ビーバーが妻のヘイリー・ビーバーとデートをしているところを目撃された。このパーカーは2020年末にジャスティンが友人と立ち上げた「Simple Gospel」というファッションブランドのシリーズのひとつだ。

「White Lives Matter(白人の命は大切)」のTシャツを着て、パリ・ファッションウィーク(パリコレ)で行われた自身のブランド「YEEZY(イージー)」のサプライズショーでコレクションを発表したカニエ・ウェストは、ファッション業界や多くのセレブ達から非難を浴びた。カニエは自身を批判する人や批判した人を支持する人達に対し、暴言を吐き攻撃を繰り返した。

「White Lives Matter」は、黒人に対する人種差別や暴力の撤廃を訴える社会運動「Black Lives Matter:BLM(ブラック・ライブズ・マター/黒人の命は大切)」に対抗して作られた白人至上主義のスローガンだ。

『VOGUE』編集者のガブリエラ・カレファ=ジョンソンは、「White Lives Matter」のTシャツを「暴力そのもので、信じられないほど無責任で危険」と批判した。ガブリエラの発言を支持したヘイリーはカニエの攻撃の対象となった。

カニエは、ヘイリーを「鼻整形のヘイリー」と侮辱し、長年友人関係であったジャスティンに対しては「俺が怒る前にお前の女をどうにかしろよ。お前は俺の友達だろう」とInstagramで挑発した。(現在削除済)

ある関係者は、米メディア『Hollywood Life』にこう語った。

「何も悪いことをしていないのにヘイリーを侮辱するなんて、本当に卑怯なやり方です。ジャスティンはカニエの侮辱に反応すべきかどうかで悩んでいるようです。しかしジャスティンの周りは皆、カニエに対する反抗には反対しています。反応したらカニエの火に油を注ぐだけだと考えているんです。ジャスティンはこの問題に巻き込まれるよりも、今、心配することがたくさんあります。」


ジャスティンは「ラムゼイハント症候群」と診断されてから一時中断していたワールドツアーを再開したものの、健康上の不安により残り70公演をキャンセル。また残り全てを来年3月以降に延期することが先日発表されたばかりである。

ジャスティンは周りのアドバイスを少し受け入れ、「Racism Is Evil」のパーカーを着ることで、カニエの侮辱にさりげなく反応することにしたようだ。


また同関係者はこう述べた。

「ジャスティンは、ヘイリーがタフな女性だと分かっているので、ヘイリーのためにカニエの挑発に対し反応する必要がないことも知っています。ただジャスティンは大切なヘイリーを見下すような人は誰でも許せないのです。」

画像2、4枚目は『nssmagazine 2022年10月3日付Instagram「We need time to elaborate all of this.」』『Justin Bieber 2021年9月22日付Instagram「@simplegospel」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)