10月16日、岡山県の岡山国際サーキットでENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第6戦『スーパー耐久レース in 岡山』のグループ1(Gr.1)決勝レースが行われ、ST-Xクラスの16号車ポルシェセンター岡崎 911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)が優勝を飾りグループ1を制した。ST-Zは885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)、ST-2は225号車KTMS GR YARIS(平良響/荒川麟/奥住慈英)がクラス優勝を飾っている。
GT4規格のマシンが接戦を繰り広げるST-Zはクラスポールの885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4がスタートを決めて逃げる展開に。その後方では34号車テクノ・SUN’S・モノコレG55がポジションを上げてくる。一方でランキングトップの500号車5ZIGEN AMG GT4はポジションをふたつ落としてしまう。
6台による戦いとなったST-2は序盤からシンリョウレーシングチームのランサーエボリューション2台がレースをリード。6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10、7号車新菱オート☆DIXEL☆EVO10が1-2、59号車DAMD MOTUL ED WRX STIが3番手に続く。
しかし、スタートから26分過ぎに7号車がタービントラブルに見舞われてしまい、早くもガレージインを余儀なくされてしまう。これにより2番手には59号車をかわした225号車KTMS GR YARISが浮上すると、1回目のピットで6号車と同時ストップを行った225号車が先にコースに復帰してST-2の首位に立つ。
3号車と244号車の2台が参加したST-Qは、8番グリッドからスタートした3号車ENDLESS AMG GT4がノートラブルでST-Zに車両を上回る走りを披露してクラストップ、総合6位でフィニッシュを果たした。244号車ニッサンZ Racing Conceptもトラブルなく3時間レースを走りきり、ST-Zに食い込む総合12位でチェッカーフラッグを受けている。